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 昨今ではモバイルへのシフトも進み,加速度をつけて激変していくゲーム業界の動きを多角的にお伝えします。
「ビジネス」タグの付いた記事では,業界動向一般に関わるニュースから各社の業績やIR情報まで,ゲーム業界の動きを広くまとめています。

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任天堂,2025年3月期 第2四半期の決算を発表。「ティアキン」が牽引した前年と比べて売上高,営業利益ともに減収減益

任天堂,2025年3月期 第2四半期の決算を発表。「ティアキン」が牽引した前年と比べて売上高,営業利益ともに減収減益

 任天堂は本日(2024年11月5日),2025年3月期 第2四半期の連結業績を発表した。「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」が牽引した前年同期に比べると大幅な減収減益となる一方で,新作の「ゼルダの伝説 知恵のかりもの」などは売上を伸ばし,ミリオンセラータイトルは9タイトルを記録した。

SIE傘下のFireawalk Studiosが完全閉鎖へ。2週間足らずでサービス中止したヒーローシューター「CONCORD」の開発スタジオ

SIE傘下のFireawalk Studiosが完全閉鎖へ。2週間足らずでサービス中止したヒーローシューター「CONCORD」の開発スタジオ

 SIE傘下で,ヒーローシューター「CONCORD」を開発したFirewalk Studiosが閉鎖されたことが明らかになった。CONCORDは,最大同時アクセス者数が700人程度にとどまるなど苦戦し,リリースから2週間後にはサービス中止になっていたが,再起を図ることなくスタジオが解散することとなった。

カプコン,2025年3月期第2四半期累計の連結決算を発表。「スト6」などを発売した前年同期に比べ,大幅な減収減益

カプコン,2025年3月期第2四半期累計の連結決算を発表。「スト6」などを発売した前年同期に比べ,大幅な減収減益

 カプコンは本日,2025年3月期の第2四半期累計の連結決算を発表した。売上高は564億200万円(前年同期比24.7%減),営業利益は207億2600万円(同38.7%減),経常利益は207億600万円(同42.7%減),親会社株主に帰属する中間純利益は152億7500万円(同39.6%減)となっている。

「Wizardry Variants Daphne」,累計課金高が約7億円に到達。10月15日のリリースから10月27日までの速報値

「Wizardry Variants Daphne」,累計課金高が約7億円に到達。10月15日のリリースから10月27日までの速報値

 ドリコムは本日(2024年10月29日),決算短信およびIR説明資料を公表した。10月15日にリリースした「Wizardry Variants Daphne」(iOS / Android)は累計課金高が約7億円(10月15日から27日までの速報値)に達し,予想以上の収益を上げているという。

日本発の3Dファイル形式「VRM」を国際標準化へ。VRMコンソーシアム,基盤技術を開発したKhronosとの共同開発を発表

日本発の3Dファイル形式「VRM」を国際標準化へ。VRMコンソーシアム,基盤技術を開発したKhronosとの共同開発を発表

 VRMコンソーシアムは本日(2024年10月24日),3Dアバター向けファイル形式「VRM」の国際標準化に向け,VRMの基盤技術「Khronos glTF 2.0」を開発した米国のThe Khronos Groupと協力し,VRMとglTF形式の共同開発を進めると発表した。

4周年を迎えた「プロセカ」,累計収益が8億ドル(約1200億円)を突破。セガのモバイルゲーム別国内収益で50%以上のシェアを占める

4周年を迎えた「プロセカ」,累計収益が8億ドル(約1200億円)を突破。セガのモバイルゲーム別国内収益で50%以上のシェアを占める

 Sensor Towerは本日,スマホアプリ「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」の分析レポートを公開した。本作は,セガが2020年9月30日から配信中の音楽ゲームだ。データによると,本作の累計収益は8億ドルを突破しており,世界最大の市場は90%以上のシェアを占める日本である。

「ウィッチャー3」「サイバーパンク2077」のスタッフが立ち上げたスタジオの新作「Dawnwalker」のパブリッシャがバンダイナムコに決定

「ウィッチャー3」「サイバーパンク2077」のスタッフが立ち上げたスタジオの新作「Dawnwalker」のパブリッシャがバンダイナムコに決定

 Rebel Wolvesは2024年10月21日,同社が開発している「Dawnwalker」について,バンダイナムコエンターテインメントとパブリッシング契約を結んだと発表した。本作は「ウィッチャー3」「サイバーパンク2077」などを手がけたスタッフによるアクションRPGだ。

「アークナイツ」,2024年8月に日本での累計収益5億ドル(約738億円)を突破。ミッドコアゲーム好きの男性からの支持が高い

「アークナイツ」,2024年8月に日本での累計収益5億ドル(約738億円)を突破。ミッドコアゲーム好きの男性からの支持が高い

 Sensor Towerは本日,スマホアプリ「アークナイツ」に関するレポートを公開した。リリースから4.5周年を迎えた同作は,2024年8月に日本での累計収益は5億ドル(約738億円)を突破した。プレイヤー層では,ミッドコアゲーム好きの男性から高い支持を得ている。

Epic GamesがGoogleとの裁判で再び勝訴。Google Playにおける決済方法の自由化や,他社ストアが不利となる制約を禁止する命令が下る

Epic GamesがGoogleとの裁判で再び勝訴。Google Playにおける決済方法の自由化や,他社ストアが不利となる制約を禁止する命令が下る

 Epic Gamesが2020年に反トラスト法(独占禁止法)違反でGoogleを訴えた裁判について,米国カリフォルニア北部地区連邦地方裁判所で判決が出された。Google Playにおける「Play Billing」の強制や,ほかの支払い方法の使用制限などを禁止する命令が下った。

[インタビュー]「NIKKE」「幻塔」のLevel Infiniteは,現状と今後をどう見ているのか? 日本のパブリッシング責任者に聞く

[インタビュー]「NIKKE」「幻塔」のLevel Infiniteは,現状と今後をどう見ているのか? 日本のパブリッシング責任者に聞く

 「勝利の女神:NIKKE」「Tower of Fantasy(幻塔)」などをリリースし,日本のゲーマーにもその名前が定着した感があるLevel Infiniteは,現状と今後をどう見ているのだろうか。日本のパブリッシング責任者を務める徐 田甜氏に聞いた。

「Halo」のデベロッパ343 Industries,自社エンジンからUnreal Engineに切り替え。「Halo Studios」として再出発

「Halo」のデベロッパ343 Industries,自社エンジンからUnreal Engineに切り替え。「Halo Studios」として再出発

 「Halo」シリーズのデベロッパ343 Industriesは本日(2024年10月7日),社名をHalo Studiosに変更したと発表した。自社エンジンSlipspace EngineからUnreal Engineに切り替え,新作や追加コンテンツのリリースまでにかかる時間を短縮するほか,複数のプロジェクトを並行して開発しているそうだ。

「PUBG」で知られるKRAFTONが「パルワールド」のスマホ展開を発表。オリジナル版の要素を再解釈し,スマホ向けに魅力を凝縮

「PUBG」で知られるKRAFTONが「パルワールド」のスマホ展開を発表。オリジナル版の要素を再解釈し,スマホ向けに魅力を凝縮

 KRAFTONは本日(2024年10月2日),ポケットペアが開発する「Palworld / パルワールド」について,ライセンス契約を締結したと発表した。オリジナルの要素を再解釈し,KRAFTON傘下の「PUBG STUDIOS」がスマホ版にその魅力を詰め込むようだ。

PS5初の高性能モデル「PlayStation 5 Pro」がついに発表! 発売日は11月7日

PS5初の高性能モデル「PlayStation 5 Pro」がついに発表! 発売日は11月7日

 2024年9月11日,Sony Interactive Entertainmentは,PlayStation 5シリーズ初の高性能モデルとなる「PlayStation 5 Pro」を2024年11月7日に発売すると発表した。予約受付は9月30日10:00から開始の予定で,税込のメーカー想定売価は11万9980円である。

「ゼンレスゾーンゼロ」は日本が世界2位の市場として収益を支える。Sensor Towerの分析レポートが公開に

「ゼンレスゾーンゼロ」は日本が世界2位の市場として収益を支える。Sensor Towerの分析レポートが公開に

 データや分析環境を提供するSensor Towerは本日(2024年9月10日),アクションRPG「ゼンレスゾーンゼロ」のモバイル版に関する分析レポートを公開した。Sensor Towerのデータによると,「ゼンレスゾーンゼロ」のリリースから1か月間の市場別収益シェアでは,日本が世界2位の25%を記録しているそうだ。

YOASOBIの人気の秘密は日常に入り込み,常にチャレンジを続けること。マーケティングとサウンドプロデュースの戦略[CEDEC 2024]

YOASOBIの人気の秘密は日常に入り込み,常にチャレンジを続けること。マーケティングとサウンドプロデュースの戦略[CEDEC 2024]

 2024年8月21日,ゲーム開発者向けカンファレンス「CEDEC 2024」にて,セッション「YOASOBIのマーケティングとサウンドプロデュース」が行われた。セッションでは,YOASOBIのレーベル/マネジメントスタッフが,YOASOBIの多岐にわたるマーケティングやサウンドプロデュースのテーマを解説した。

「Hi-Fi RUSH」を手掛けたTango Gameworksの事業を,KRAFTONが継承へ。IP拡大に向けた開発,新たなプロジェクトへの着手も行われる

「Hi-Fi RUSH」を手掛けたTango Gameworksの事業を,KRAFTONが継承へ。IP拡大に向けた開発,新たなプロジェクトへの着手も行われる

 KRAFTONは本日(2024年8月12日),かつてゼニマックス・アジア傘下のデベロッパだったTango Gameworksの事業を継承したことを発表した。KRAFTONによると,これからはTango Gameworksの法人化を行い,開発人材の雇用承継を進めていく予定とのこと。

「ブルーアーカイブ」運営などで知られるYostar日本法人が,ついに自社でのモバイルゲーム開発に着手。新規モバイルゲーム開発チームを発足

「ブルーアーカイブ」運営などで知られるYostar日本法人が,ついに自社でのモバイルゲーム開発に着手。新規モバイルゲーム開発チームを発足

 Yostarは本日,新たなIPを創出する新規モバイルゲーム開発チームの発足を発表した。Yostarは「ブルーアーカイブ」などの運営として知られる会社だが,他社開発のゲームのパブリッシャとしての側面が強い会社でもあった。それが,今回自社開発の新規IP作品の制作に取り組むということで,関心を集めている。

スクウェア・エニックスHD,2025年3月期 第1四半期連結決算を発表。新作タイトルの売上減少などにより減収も営業増益

スクウェア・エニックスHD,2025年3月期 第1四半期連結決算を発表。新作タイトルの売上減少などにより減収も営業増益

 スクウェア・エニックスやタイトー,Eidosなどスクウェア・エニックス・グループを統括するスクウェア・エニックス・ホールディングスは本日(2024年8月6日),2025年3月期 第1四半期連結決算を発表した。売上高は699億1500万円で前年同期比18.4%減,営業利益は108億4400万円で前年同期比250.1%増の減収増益となった。

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