テーブルトップパブリッシャがCarcassonneや7 Wondersなど，250以上のボードゲームのバーチャル版を提供する会社を買収

　ボードゲーム販売会社のAsmodeeが，デジタルプラットフォームのBoard Game Arenaを選択し，バーチャルボードゲームの提供を拡大した。

　2010年に設立されたBoard Game Arenaは，共同出版のCarcassonne，Jaipur，7 WondersなどのAsmodeeのゲームを含む，40か国語でサポートされている250以上のテーブルトップゲームの公式オンライン版を提供している。

　Board Game Arenaは，他のAsmodee事業体と同様に，現在の経営陣が指揮を執り，独立した状態を維持するという。

　この新しいパートナーシップにより，Asmodeeのゲームがプラットフォーム上でより早く利用できるようになり，今後数週間でSkull and Splendorを始め，Board Game Arenaの知名度も向上するだろう。

　「世界中のプレイヤーが出会い，お気に入りのゲームを一緒にプレイしたり，新しいゲームを発見したりできるプラットフォームを持つことは，私たちの素晴らしいボードゲームのカタログと自然にマッチしています」とAsmodeeの戦略責任者であるThomas Koeglerは語る。

　テーブルトップとビデオゲームは近年ますます交錯しており，昨年Riot Gamesが独自のテーブルトップ部門を開設し，2019年にはPokemon Goの開発元であるNianticがテーブルトップゲームの開発元を買収した。また，Rebellionは独自の社内テーブルトップ部門を設立している。