「Hitman 3」は1週間かからずにプロジェクトコストを回収した

「私たちは本当に良い場所にいる」

 Hitman 3はすでに利益を上げているとIO Interactiveが発表した。

 先週発売されたこのステルスゲームは,すぐにイギリスのチャート(英文関連記事のトップに躍り出て,7日かからずに開発費を回収したという。

 「Hitman 3の旅には本当に満足しています」とIO InteractiveのCEOであるHakan Abrak氏は述べた。

 「ファンの皆様とスタジオの皆様の愛の結晶でした。開発者としてもパブリッシャとしても,Hitman 3がすでに利益を上げていると言えることを非常に誇りに思っています。プロジェクトの総コストは1週間以内に回収できました。これで本当に良い状態になり,将来のプロジェクトに向けた野心的な計画を,自信を持って進めることができました」。

 Hitman 3 は,スタジオがセルフパブリッシングしたシリーズ初のフルゲームで,Abrak氏は,マーケティングとPRを開発チームの近くに置いておくことが大きなメリットになっていると GamesIndustry.bizに語った。

 「プレイヤーに愛されるゲームを開発し,可能な限り直接的な方法でお届けすることができました。IOIが開発し,発売しています」と氏はいい,「スタジオの全員がこのゲームのビジョンの背後にいて,誰よりもヒットマンの世界を知っています」と続けた。

 「この組み合わせは,パブリッシャとして非常に効果的なものとなっています。私たちは皆,質の高い製品を作りたいと思っているので,このようなコラボレーションが必要なのです」。

 「私たちは互いに,細部にまでこだわったユニークなゲームを求めています。現時点では,それ以下のものを提供してしまうと,コミュニティに不利益を与えてしまうことになります。コミュニティは,記憶に残る体験のために品質を高い水準を設定することに慣れているので,Hitmanだけでなく,今後のプロジェクトにおいても,そのような考え方を常に念頭に置いていきます」。

※本記事はGamesIndustry.bizとのライセンス契約のもとで翻訳されています(元記事はこちら