Epic,FortniteをGoogle Playで公開

同社は,Googleが自社のAndroidストアフロント以外のアプリを不利な立場に置くことに気づくのに18か月かかったと述べている。

 Android版のFortniteをリリースしてから約18か月,Epic Gamesはこのゲームをオペレーティングシステムの主要なストアラインであるGoogle Playに掲載した。

 本日,Google PlayのFortniteストアリストが登場し(参考URL),2018年8月から続いていたスタンドオフに終止符が打たれたことが示された。当時,Epic GamesのTim Sweeney CEOはGamesIndustry.bizに対し,FortniteがGoogle Playを迂回することで同社が顧客と直接関係を持ち,ストアフロントのアプリ収益の「不相応な」30%カットを回避することができると語っていた(関連英文記事)。

 最終的に Epic は本日 Polygon にGoogle Play で Fortnite のデビューを行った理由を説明しており,18か月間 Google Play ストア外で Android 版 Fortnite を稼働させた結果,「基本的な認識に至った」と語っている(参考URL)。

 「Googleは,Google Playの外でダウンロード可能なソフトウェアを不利な立場に置いています」と同社は述べている。
「ダウンロードしたソフトウェアや更新されたソフトウェアのに対して恐ろしく反復的なセキュリティポップアップ,制限的なメーカーとキャリアの契約と取引,サードパーティのソフトウェアソースをマルウェアとして特徴づけるGoogleの広報,Google Playストア外で入手したソフトウェアを完全にブロックするためのGoogle Play Protectなどの新しい取り組みなどの技術的およびビジネス上の措置を介してそれらを行っているのです」

 Android上のFortniteの以前の状態に完全に満足しているプレイヤーのために,Epicは,そのバージョンをこれまで同様にサポートし続けるという。

 「我々は,Googleが近い将来に方針や取引を見直し,すべてのデベロッパが自由にAndroid上やPlayストア上の顧客にリーチし,決済サービスを含むオープンなサービスを通じて,平等な競争の場で競争できるようになることを願っています」と同社は述べている。

※本記事はGamesIndustry.bizとのライセンス契約のもとで翻訳されています(元記事はこちら