2019年,Kickstarterのビデオゲームプロジェクトは堅調に推移

Ico Partners:卓上ゲームはセグメントの成長を牽引したが,ビデオゲームはプロジェクトの達成と資金調達でわずかな成長しか見せていない。

 Kickstarterの「ゲーム」カテゴリは,2019年も前年比で大幅に成長したが,それはビデオゲームによるものではなかった。

 Ico Partnersのアナリスト,Thomas Bidaux氏による,Kickstarterでのゲームに関する年次ブログ投稿では(参考URL),テーブルトップゲームが引き続きゲームカテゴリの課金をリードしている。氏の分析によれば,ゲームカテゴリ全体で,資金提供されたプロジェクトの数は,提出されたプロジェクトの数よりも速く2019年に増加し続けた。これは,昨年資金を調達したプロジェクトの割合が再び上がったことを意味している。

 しかし,具体的に見ると,ビデオゲームでは,2018年と比較して2019年に資金提供されたプロジェクトは28件増えたのみであり,年々42万5000ドル増の資金しか調達されていない。実際,2019年はほぼすべての点で2018年に似ていた(関連英文記事)。

 2019年には合計で1,428件のプロジェクトが提出され,380件のプロジェクトが資金提供を受けている。これらの資金提供されたプロジェクトのうち6つ(2018年から1つ増加)が50万ドル以上を達成している。これらは,Subverse,Monster Prom 2:Holiday Season,R-Type Final 2,Day of Dragons,Everspace 2の各プロジェクトだった。

 2019年に資金提供を受けたプロジェクトの182件は,1万ドル未満の資金を調達するのみだった。

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