中国政府,ゲーム内の暴力をさらに制限する可能性のある新たなメンタルヘルス指針を公開
中国政府による新しい計画により,暴力やポルノと見なされるコンテンツを含むゲームやライブストリームがさらに弾圧される可能性がある。
Technodeの報告によると(参考URL),「Healthy China 2030」イニシアチブは,学校,メンタルヘルス組織,カウンセリング,教育イニシアチブに影響を与えるさまざまな手段を通じて,中国のメンタルヘルスを改善するための今後の推進力となるものだ。また,未成年者の精神障害の増加を引き起こしていると考えられる暴力的でポルノ的なコンテンツの削減計画も含まれている。
このイニシアチブは,国民健康委員会,広報部,および全国ラジオ・テレビ局を含む12の異なる政府部局によって主導されている。これらのグループは,子供と青少年の精神的健康を改善する目的で目標を設定している。
具体的に紹介すると,計画の1つのセクションでは,オンラインギャンブル,「流血の暴力」,ポルノの取り締まりを含め,オンラインコンテンツとゲームの監督強化を求めている。
中国は,未成年者を保護することを目的とした他の措置と並行して,オンラインゲームのより厳格な承認プロセスをすでに制定している。昨年実施された新しいゲーム承認プロセスでは(関連英文記事),1年に承認できるゲームの数に制限を設け,ギャンブル,わいせつ,暴力的なコンテンツを含むゲームの制限を強化している。
また,11月には,中国の国家報道局から新たな規制が発表され(関連英文記事),未成年者がプレイできる時間帯,時間,およびゲームの種類がさらに制限されている。
※本記事はGamesIndustry.bizとのライセンス契約のもとで翻訳されています(元記事はこちら)