任天堂,ソニー,XboxがE3 2023をスキップするとの報道
しかし,Microsoftはロサンゼルスのショーケースを毎年恒例の展示会と同時に開催へ
E3 2023では,3つのコンソールプラットフォームホルダーがほとんど存在感を示さないことが,最新の報道で明らかになった。
情報筋がIGNに語るところによると,Xbox,ソニー,任天堂のいずれも,6月に再び開催される毎年恒例の展示会であるE3 2023に公式参加せず,ロサンゼルス・コンベンション・センターの展示会場にブースを構えない予定だという。
過去3年間はパンデミックの影響でデジタルイベントに置き換わっていたので,2023年は2019年以来,E3が物理的に開催される初めての年となる。今年のE3はGamesIndustry.bizの親会社であるReedPopが主催している。
ソニーは,ショーのオーナーで例年の主催者のEntertainment Software Associationとの不和により,2018年からE3に参加していない。
一方,任天堂は例年,展示会場で大きな注目を浴びている。しかし,情報筋がVGCに語るところによると,同社は今年,展示する大作がそれほど多くないと予想しているようだ。
任天堂の現在の最も大きな近日発売タイトルは,E3の1か月前に発売される「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」だ。
任天堂は通常,E3と並行してNintendo Directを放送し,ソニーはオンラインでState of Playのプレゼンテーションを行う可能性があるが,現段階では両社ともその有無を明らかにしていない。
一方,Xboxの場合は少し違ったケースだ。
同社はすでに,今年の夏にロサンゼルスで物理的なショーケースを開催することを明らかにしており,Microsoft Gaming CEOのPhil Spencer氏はIGNに対し,これがE3と同時開催になることを告げるとともに,ESAとそのイベントに対する同社の継続的なサポートを強調した。同氏は「ぜひ継続したいです」と述べている。
「当社は,これまでと同じように,報道関係者やE3イベントに参加する消費者にとって都合のいい時間帯にショーケースを予定し,今それを実現しようとしています」と同氏は語る。
「ESAの計画については,引き続き協力していきます。当社は(ESAの)役員であり,E3の成功のためにできる限りのことをしたいと考えています」
E3 2018や2019で,Xboxは展示会場に登場しなかったが,隣接するMicrosoft Theaterでゲームをずらりと展示していた。
ショーの主催者であるReadPopは,声明で次のように述べている。
「E3はゲーム業界にとって非常に重大なイベントであり,重要な文化的試金石を任されることは,ReadPopにとって決して軽い責任ではありません。半年前にE3の運営を請け負って以来,ESAの会員からのフィードバックに基づき,彼らの目標やニーズをサポートする新しいタイプのE3を作り出すために,真摯に取り組んできました」
「このプロセスは,とても多くのステークホルダーの皆様からご意見を頂いたため,時間がかかってしまいましたが,まだ答えの出ていない質問に対して,より透明性を高めることができたと評価しています。当社は,世界のゲーム業界をひとつにするショーを作るために,たゆまぬ努力を続けています。業界とファンの皆様のニーズに応えられるような,新しいイベントの形式を作り上げたと信じており,今後数年間,このイベントを発展させていくことを約束します」
「2022年の大半を,募集したフィードバックを反映させながら,E3 2023の形に磨きをかけることに費やしたため,今月初めまで出展企業に契約書を1枚も送っていません。業界最大手の多くの企業から多大な関心と口約束を頂いており,出展企業を発表する際には,業界と消費者の双方にとってロサンゼルスに足を運ぶ価値が十分にあるラインナップになると確信しています」
E3 2023は,6月13日(火)から16日(金)まで,ロサンゼルス・コンベンション・センターで開催される。
最初の2日間はビジネス参加者のみで,3日目から消費者が参加し,最終日は消費者のみとなる予定だ。
要点
- Xbox,ソニー,任天堂がE3会場を欠席するとの報道
- XboxはE3と同時に独自のショーケースを開催することを認める
- ReadPopは「LAに行く価値あり」と出展企業のラインナップに自信満々
E3 2023では,3つのコンソールプラットフォームホルダーがほとんど存在感を示さないことが,最新の報道で明らかになった。
情報筋がIGNに語るところによると,Xbox,ソニー,任天堂のいずれも,6月に再び開催される毎年恒例の展示会であるE3 2023に公式参加せず,ロサンゼルス・コンベンション・センターの展示会場にブースを構えない予定だという。
過去3年間はパンデミックの影響でデジタルイベントに置き換わっていたので,2023年は2019年以来,E3が物理的に開催される初めての年となる。今年のE3はGamesIndustry.bizの親会社であるReedPopが主催している。
ソニーは,ショーのオーナーで例年の主催者のEntertainment Software Associationとの不和により,2018年からE3に参加していない。
一方,任天堂は例年,展示会場で大きな注目を浴びている。しかし,情報筋がVGCに語るところによると,同社は今年,展示する大作がそれほど多くないと予想しているようだ。
任天堂の現在の最も大きな近日発売タイトルは,E3の1か月前に発売される「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」だ。
任天堂は通常,E3と並行してNintendo Directを放送し,ソニーはオンラインでState of Playのプレゼンテーションを行う可能性があるが,現段階では両社ともその有無を明らかにしていない。
一方,Xboxの場合は少し違ったケースだ。
同社はすでに,今年の夏にロサンゼルスで物理的なショーケースを開催することを明らかにしており,Microsoft Gaming CEOのPhil Spencer氏はIGNに対し,これがE3と同時開催になることを告げるとともに,ESAとそのイベントに対する同社の継続的なサポートを強調した。同氏は「ぜひ継続したいです」と述べている。
「当社は,これまでと同じように,報道関係者やE3イベントに参加する消費者にとって都合のいい時間帯にショーケースを予定し,今それを実現しようとしています」と同氏は語る。
「ESAの計画については,引き続き協力していきます。当社は(ESAの)役員であり,E3の成功のためにできる限りのことをしたいと考えています」
E3 2018や2019で,Xboxは展示会場に登場しなかったが,隣接するMicrosoft Theaterでゲームをずらりと展示していた。
ショーの主催者であるReadPopは,声明で次のように述べている。
「E3はゲーム業界にとって非常に重大なイベントであり,重要な文化的試金石を任されることは,ReadPopにとって決して軽い責任ではありません。半年前にE3の運営を請け負って以来,ESAの会員からのフィードバックに基づき,彼らの目標やニーズをサポートする新しいタイプのE3を作り出すために,真摯に取り組んできました」
「このプロセスは,とても多くのステークホルダーの皆様からご意見を頂いたため,時間がかかってしまいましたが,まだ答えの出ていない質問に対して,より透明性を高めることができたと評価しています。当社は,世界のゲーム業界をひとつにするショーを作るために,たゆまぬ努力を続けています。業界とファンの皆様のニーズに応えられるような,新しいイベントの形式を作り上げたと信じており,今後数年間,このイベントを発展させていくことを約束します」
「2022年の大半を,募集したフィードバックを反映させながら,E3 2023の形に磨きをかけることに費やしたため,今月初めまで出展企業に契約書を1枚も送っていません。業界最大手の多くの企業から多大な関心と口約束を頂いており,出展企業を発表する際には,業界と消費者の双方にとってロサンゼルスに足を運ぶ価値が十分にあるラインナップになると確信しています」
E3 2023は,6月13日(火)から16日(金)まで,ロサンゼルス・コンベンション・センターで開催される。
最初の2日間はビジネス参加者のみで,3日目から消費者が参加し,最終日は消費者のみとなる予定だ。
※本記事はGamesIndustry.bizとのライセンス契約のもとで翻訳されています(元記事はこちら)