ソニー「PlayStation 5の生産数は変更していません」

更新:ハードウェアメーカーが400万台の減産を行ったとの報道を否定。

更新:
ソニーはGamesIndustry.bizに以下のような声明を出し,Bloombergの報道を否定した。

 「ソニーは製造に関する詳細を公表しておりませんが,Bloombergが報じた情報は誤りです」

 「PlayStation 5の生産台数は量産開始以来,変更しておりません」

元記事:
 ソニーは,主要部品の製造に問題があるため,PlayStation5の製造計画を400万台分削減したという。

 この件に詳しい情報筋がBloombergに語った話によると(参考URL),次期家庭用ゲーム機のカスタム設計されたSoCの生産に問題があったと報じている。

 この部品の歩留まりが50%にまで落ち込んでおり,当初計画していた数のゲーム機を生産できないのだという。歩留まりは改善していると言われているが,目標を達成するための安定したレベルには至っていない。

 そのため,ソニーは今年度中のPS5の生産台数を1100万台に引き下げている。

 このニュースを受けて,ソニーの株価は3.5%も下落した。―Bloombergによると,8月以来最大の日中の下落となっている。

 今年初め,ソニーはPS5の初年度生産を最大600万台に制限していると報じられていた(関連記事)。

 しかし,コロナウイルスの大流行により,人々がゲームに費やす時間や趣味への関心が高まったことから,プラットフォームホルダーは生産計画を増やし(関連記事),当初は1000万台を上限としていた。

 PS5は年内発売予定。ソニーは9月17日午前5時(日本時間)にPS5のショーケースを開催することを発表している(参考URL)。

 先週,MicrosoftがXbox Series Xを499ドル,Series Sを299ドルで11月10日に発売すると発表したのに続き(関連記事),プラットフォームホルダーがついに価格と発売日を明らかにすると予想されている。

※本記事はGamesIndustry.bizとのライセンス契約のもとで翻訳されています(元記事はこちら