アシスト,360度全方向から視聴可能な空中表示デバイスを製作

アシスト,360度全方向から視聴可能な空中表示デバイスを製作
 2019年4月17日,アシストは,空中映像投影デバイス「Floating Image Hyper Vision」を開発し,デモ動画を公開した。

 Floating Image Hyper Visionは,空中映像映像投影パネル「ASKA3D」を使用した製品だ。ASKA3Dは特殊な構造のガラス(またはプラスチック)パネルであり,光線を大きく曲げることができ,ハーフミラー式と似た感じで空中に錯像を形成できる。アシストではこれと半球状の反射板を組み合わせることで,通常,一方向にのみ映像を投影可能なASKA3Dパネルを使って,360度どの方向からでも空中映像を投影できるデバイスを製作している。


 動画では,透明な半球が飛び出しているようにも見えるが,そのような構造があるわけではない。別途,モーションセンサーを利用して空中の映像にインタクトすることも可能だという。表示&入力デバイスとして新しい表現が可能になりそうだ。興味のある人は同社まで問い合わせてみよう。


アシスト公式サイト