Intellivisionが新型ハードで2020年にレトロゲームブームに参入
Intellivision Entertainmentは今週1979年のゲーム機に触発されたIntellivision Amicoを発表した。
ソニー,セガ,任天堂がレトロゲーム機ブームに参入しているが,Intellivision Entertainmentは今は亡きブランドを,近代化されたレトロゲーム機を作るために取り戻した。
AmicoはIntellivision,Atari,Imagicにわたるレトロゲームを提供することで家庭市場を取り込もうとしている。
予定タイトルにはToejam and EarlやMiner 2049er,Tropical Angelといった旧作のほか,Amico専用の新作ゲームも含んでいる。
価格は149ドルから179ドルの間でゲーム機本体は2010年10月10日に発売される予定だ。本機では全年齢もしくは10歳以上にレーティングされるタイトルのみが扱われ,「有料のDLC」ないしゲーム内課金は行われないことが謡われている。
先週末にポーランドで行われたRetro Gaming ExpoでIntellivisionの代表であるTommy Tallarico氏は,同社がアクセシビリティと手頃さにフォーカスしていることを強調していた。
「最近作られているほぼすべての家庭用ゲームは,ハードコアゲーマーを年頭にしています」と氏は語る。
「我々は,誰もが家で友達とゲームをすることに興味を持つような世界を目指しています。我々のゴールはゲーマーとノンゲーマーが一緒に楽しめるようなゲーム機を作ることです」
「Intellivision Amicoが,現在のゲーム業界に見られる溝に対する我々の回答です」
Tallarico氏は30年の経験を持つゲーム作曲家だが,Intellvision Entertainmentに業界の重鎮を招いている。プロデューサーのJason Enos氏はMetal Gear Solid,Castlevania,Silent Hillなど,100本以上のタイトルに関わっている。元任天堂のPerrin Kaplan氏とBeth Llewelyn氏,Tozai Gamesの共同設立者Scott Tsumura氏,Interplay Productionsのプレジデント兼副社長Phil Adam氏,NASAのAIデザイナーAndre LaMothe氏,Shiny Entertainment設立者のDavid Perry氏などだ。
Intellivisionによる発表の全文はこちらで参照できる。
※本記事はGamesIndustry.bizとのライセンス契約のもとで翻訳されています(元記事はこちら)