大村印刷,3000ロットで100円以下の紙製VRキット「Auggle S」発売

大村印刷,3000ロットで100円以下の紙製VRキット「Auggle S」発売
 2017年4月4日,大村印刷は紙製VRキット「Auggle S」を発売した。これは1枚の厚紙に印刷された組み立てキットで,組み上げるとスマートフォン用VRゴーグルになる。同種のものは雑誌の綴じ込み付録に使われたり,比較的安価にVRゴーグルを提供できる手法として知られているが,それでも単価で300円程度はかかっていた。
 今回のAuggle Sは,3000個ロット時に単価100円以下と非常に低価格なのが最大の特徴だ。仕様は,A4サイズの片面4色印刷のものとなっている(裏面はゴーグル内部となるため黒ベタ)。
 使用する際には,切り離した用紙を丸めて箱状にし,末端にスマートフォンを配置し,途中にレンズを差し込んで,手持ちで覗き込む形となる。レンズにはレンチキュラーレンズ1枚が使われているようで,このあたりも低価格化の要因となっているようだ。

 昨今ではスマートフォン向けのVRアプリ制作が非常に簡単になってきているので,プロモーションツールや同人ソフトなどでも気軽に使えそうな製品の登場はなかなか面白い。

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大村印刷,3000ロットで100円以下の紙製VRキット「Auggle S」発売

大村印刷公式サイト


小松印刷株式会社グループの大村印刷株式会社(本社:山口県防府市 代表取締役社長:潮 貞男/以下、大村印刷)は配布に最適な低価格のスマホ向けVRゴーグル「Auggle S(オーグル エス)」の販売を開始致します。

VR元年と言われた2016年、スマホ向け紙製VRゴーグルの登場により、消費者にとってVRは身近な存在になりました。しかし、販促やノベルティとして多数の消費者に配布するには、まだまだ単価の高いプロモーションツールでした。

そこで大村印刷は、お客様ごとにオリジナルデザインでの印刷も含めて1個100円以下(※1)と言う低価格のスマホ向け紙製VRゴーグルを独自の設計により実現しました。年内300万個の出荷を目指しております。
(意匠登録出願済み、Auggleは大村印刷の商標です)