SuperData調べ:Nintendo Switchの初週全世界販売台数は150万台

任天堂は全世界で150万台のNintendo Switchを販売したとSuperDataは語る。

 調査会社のSuperDataは,ファミ通とGfKのデータを使って,アメリカでは50万台,日本では36万台のゲーム機が販売され,欧州を大きく引き離していると語った。データを追跡すると,イギリスで8万5000台が販売されたのに対して,フランスで11万台が扱われていた。

 これらの数字のほとんどは発売初週のものだ。現在では数値はさらに伸びているだろう。任天堂は3月末までに200万台のSwitchを販売する目標を掲げており,これらの数値は順調に目標に向かっていることを示唆している。さらに任天堂の財務報告書は販売店への卸売りを計上しているが(SuperDataはほぼ実売と推定している),すでに四半期の目標を達成している可能性もある。

 ハードウェアの実績を押し上げているのがなにか分からなかったとしても,SuperDataは89%のSwitch所有者はゼルダの新作を購入していると語る。それは134万本の売り上げに上るのだ(Wii U版を除いて)。

 Switchの初動は安定しているが,現在の課題はこの勢いを維持することだ。とはいえ,ローンチの初週の売り上げはゲーム機の成否を分けるものであり重要である。3DSはとても力強いスタートを切っていた。しかし売り上げはリリース後に(ゲームリリース不足によって)急速に減退していた。これにより任天堂は発売6か月で開発パイプラインの加速と本体価格の引き下げを余儀なくされている。

 しかし,プラットフォームホルダーは,Nintendo Switchでは来月登場予定のMario Kart 8を含むファーストパーティの重要な製品群によって,そういった問題を繰り返すことは避けられると自信を見せている。

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