ウェブテクノロジ,「OPTPiX SpriteStudio 5」の最終版Ver.5.8を公開

ウェブテクノロジ,「OPTPiX SpriteStudio 5」の最終版Ver.5.8を公開
 2017年2月7日,ウェブテクノロジは,同社のアニメーション作成ツール「OPTPiX SpriteStudio 5」の最新版となるVer.5.8を無償アップデートで公開した。
 すでにお伝えしているように,SpriteStudio 5は,このVer.5.8が最終版となる。その後は,春に登場予定のSpriteStudio 6に切り替えられる見込みだ。また,Ver.5.8の発表をもってSpriteStudioの買い切りライセンス販売は終了し,以降はサブスクリプション販売に切り替えられる。
 Ver.5.8では,操作性の向上を中心に数々の改善が行われている。SpriteStudioのコミュニティもβ公開され,ユーザー間の情報交換や製品への要望などにいち早く対応する体制も整えられている。

SpriteStudio公式サイト


セルのタグ管理やUVアニメーション設定時のマウス操作対応など
ユーザーエクスペリエンスを大幅に向上
アニメーション作成ツール「OPTPiX SpriteStudio 5」
Ver.5.8を公開

 株式会社ウェブテクノロジ(本社:東京都豊島区、代表取締役:小高 輝真)は、アニメーション作成ツール「OPTPiX SpriteStudio 5」Ver.5.8を、2017年2月7日に無償アップデートにて公開いたしました。

製品ページURL: http://www.webtech.co.jp/spritestudio/


 2013年4月の発売以来、多くのユーザーの皆様からのご意見やご要望を受けてアップデートを続けてまいりました「OPTPiX SpriteStudio 5」は2月7日に公開したVer.5.8が最終バージョンとなります。本バージョンでは主に操作性に関する改善と修正を行い、ユーザーエクスペリエンスを大幅に向上させました。
 また、情報交換やご要望を寄せられる場所として「OPTPiX SpriteStudio コミュニティ」も新たに開設いたしました。これからも「OPTPiX SpriteStudio」はユーザーの皆様の声に応え、よりよい制作環境を提供してまいります。


■「OPTPiX SpriteStudio 5」Ver.5.8の概要

<セル管理機能の強化>
ウェブテクノロジ,「OPTPiX SpriteStudio 5」の最終版Ver.5.8を公開
 登録したセルに対してタグを付けることができるようになりました。任意の名称とタグの色を指定することで、どのセルがアニメーションのどの部分に使われているか整理することができ、またタグ名による絞り込み検索にも対応しています。
 さらに、不要なセルを検出・選択してまとめて削除することや、英数字キーを押すことでその文字が先頭のセルにカーソルがジャンプするようになり、操作性が向上しました。

<UVアニメーションの操作が直感的に>
 UVアニメーションに関係するアトリビュートがオンの際、移動や回転、スケールの調整をマウス操作で行うことができるようになりました。従来の数値入力のみの方式に比べ、より直感的な操作ができるようになりました。

ウェブテクノロジ,「OPTPiX SpriteStudio 5」の最終版Ver.5.8を公開

<操作性の向上>
 今まで寄せられたご要望をもとに、操作性の改善を行いました。

○パーツなどの管理や検索性の向上
・アニメーションに使用していないセルを簡単に削除できるようになりました
・パーツがどのセルを参照しているのかを簡単にピックアップできるようになりました
・新規パーツや新規アニメーション作成時、名前が重複した際に、適切な連番が振られるようになりました

○操作ステップの削減、利便性の向上
・パーツ追加時にツリーのどの箇所に追加するかを設定できるようになりました
・複数のパーツが重なり合っている時に、キー操作で「奥のパーツ」「手前のパーツ」を切り替えられるようになりました
・アニメーションを切り替えてもパーツのフォーカスやアニメーションの再生位置が保持されるようになりました
・レイアウト状のNULLパーツやインスタンスパーツを通常パーツと同じように操作できるようになりました

<操作ミスに対する安全策>
・各種ファイルの削除時にゴミ箱を利用するようになりました
・エフェクトで使用しているセルを削除しようとする際にメッセージが出るようになりました
・レンダリングを途中で中断できるようになりました

 その他、多数の改善および不具合の修正が行われています。

■今後の「OPTPiX SpriteStudio」の展開
<「フルライセンス」の新規販売終了と「12ヶ月サブスクリプションライセンス」の提供開始について>
 Ver.5.8のリリースに伴い、買い切り型契約である「フルライセンス」の新規販売を終了し、「サブスクリプションライセンス」のみの提供といたします。
 また、従来6ヶ月のみだったサブスクリプションの契約期間に12ヶ月を新設いたします。

<「OPTPiX SpriteStudio 6」について>
 後継プロダクトとして「OPTPiX SpriteStudio 6」のリリースを今春に予定しています。従来の「OPTPiX SpriteStudio 5」の機能に加え、メッシュ変形やボーン制御といったアニメーションの表現をより豊かにする機能を搭載する予定です。

 「OPTPiX SpriteStudio 6」は、「OPTPiX SpriteStudio 5」からのメジャーアップグレードとなるため、「フルライセンス」ではご利用いただけません。
 「サブスクリプションライセンス」のユーザーは、そのままのご契約でご利用いただけます。

 なお、現在「フルライセンス」をお持ちの方が「OPTPiX SpriteStudio 6」を利用する場合は、「サブスクリプションライセンス」の新規契約、または「サブスクリプションライセンス」への移行手続きが必要となります。「OPTPiXSpriteStudio 6」リリースの際は、移行をご希望される方へ、「フルライセンス」から「サブスクリプションライセンス」への移行プランをご用意する予定です。

 また、Ver.5.8のサポート期間は、「OPTPiX SpriteStudio 6」リリースの1年後までとなりますが、「OPTPiX SpriteStudio 5」はその後も引き続きご利用いただけます。

*「OPTPiX SpriteStudio 6」の名称は仮称です。リリース時に変更される場合があります。


■「OPTPiX SpriteStudio コミュニティ」について
 OPTPiX SpriteStudioユーザーの情報交換と開発チームへのご意見・ご要望を投稿していただく場として「OPTPiX SpriteStudio コミュニティ」を立ち上げました。現在はβ版としての公開ですが、「OPTPiX SpriteStudio 6」の公開と同時に本格稼働予定です。
https://spritestudio.jp/community/

■「OPTPiX SpriteStudio」概要
<製品名称>
「OPTPiX SpriteStudio(R) 5」(オプトピクス スプライトスタジオ ファイブ)

<特長>
 アニメーション作成ツール「OPTPiX SpriteStudio」はスプライトアニメーションデータを制作する際の煩雑な手間を削減することで、制作効率を大幅に改善します。
 「OPTPiX SpriteStudio」を使えば、スプライトアニメーションデータの制作をデザイナー単独の作業で完結できるようになります。

 また制作されるデータは、あらゆるゲームシーンで利用できる「超汎用」データで、使いまわしも思いのまま。コンシューマゲーム機やスマートフォン(iOS/Android)などのプラットフォームを想定して、各種ゲームエンジン「Cocos2d-x」「CoronaSDK」「Unity」「Unreal Engine 4」に対応し、さらに「HTML5」用のデータ形式をサポートしています。

 Windows、Mac OSに対応し、英語モードも搭載しています。

<価格>
サブスクリプション:
6ヶ月サブスクリプション 33,000円/1ライセンス(月額換算 5,500円)
12ヶ月サブスクリプション 58,800円/1ライセンス(月額換算 4,900円)
* 上記の価格はいずれも税別価格です。

<動作環境>
○Windows 版
対応OS:Windows(R) 10(64bit) *1
    Windows(R) 8.1(64bit) *1
    Windows(R) 7(64bit/32bit)
    日本語版Windows(R)、英語版Windows(R)

○Mac 版
対応OS:Mac OS Sierra(10.12) *2
    OS X El Capitan(10.11)
    OS X Yosemite(10.10)

対応機種   :上記OSが正常に動作するもの
CPU      :Intel(R) Core(TM) i5以上
GPU      :OpenGL Version 2.1以上、VRAM512MB以上
メインメモリ :4GB以上(使用状況によりさらに増加)
グラフィックス:1280×800以上(フルカラー)を推奨
ネットワーク :インターネット接続環境が必要

*1 ご利用のGPUのディスプレイドライバがOSに正式対応していない場合は動作対象外となります。
*2 バージョンにより対応しているOSが変わります。表記はVer.5.8のものです。

<製品ホームページ>
http://www.webtech.co.jp/spritestudio/