任天堂:Switchの映像は実際のゲームによるものではない

任天堂は提示された映像が確定したラインナップを表しているなどと思われることを望んでいない。

 先週のNintendo Switch発表の記事は,いまだインターネット上でBuzzを生み出している(関連海外記事)。ファンとメディアたちがSwitchの映像を端から端までコマ送りしていると,任天堂から注意の言葉が発せられた。「あなたが見た映像が確定したゲームの状態やタイトルを表していると思わないように」と。

 「このムービーはNintendo Switchがどんな感じで動くのかの全体像を説明するためのものです」と英国の広報担当者はGamesIndustry.bizの姉妹サイトであるEurogamerに語っている(関連URL)。「我々は,ゲーマーたちがどこでもいつでも誰とでも好きなように遊べるようにすることで,Nintendo Switchがどのようにテレビの前で遊ばれるゲームシステムの新時代をもたらすのかを自己完結した映像で伝えたいと思いました。Switchには家庭用ゲームシステムの性能に携帯型システムの機動性が加えられているのです」
 「後日,3月の発売よりは前ですが,我々は正確な発売日を発表します。もちろん同時発売タイトルもです。ですので,ムービーが実際のゲーム映像だとは思わないでください。ファーストパーティタイトルのより詳細な情報は後日提供しますので」

 「Zelda: Breath of the Wild」の映像に加えて,Switchのムービーにはマリオの新作や「Splatoon」,そして「Skyrim」「NBA2K」といったゲームが示されていた。サードパーティの部分については,BethsdaとTake-TwoはすでにSkyrimやNBA2Kが任天堂プラットフォームで出ることを保障するものではないと発表している。もちろん,いうまでもなく任天堂はマリオの新作をSwitchに持ってくるだろう。しかし,あのムービーはまったく最終的なものではない。価格とローンチタイトルが任天堂の鍵となる。我々は引き続きSwitchについての続報をお届けしていきたい。

※本記事はGamesIndustry.bizとのライセンス契約のもとで翻訳されています(元記事はこちら