2021年の中国ビデオゲーム市場の収益が455億ドルに到達

中国ゲーム会社の国際的な収益は173億ドルで,前年比27%増

 先週,Niko Partnersは2021年の中国の国内ビデオゲーム市場での収益が455億ドルに到達したと発表した。

 Niko Partnersが発表した「中国モバイルゲーム市場レポート」と「中国PCゲーム市場レポート」のデータによると,この年は前年比5%増となった。

 2021年の1年間で,PCゲームが137億ドルを売り上げる一方,スマホ向けゲームは318億ドルを売り上げた。
(編注:原文では,Mobile titles generated $31.8 million, whereas PC games made $13.7 millionとなっていますが,それぞれ$31.8 billion,$13.7 billionとして翻訳しています)

 レポートは2021年に中国のゲーム会社は173億ドルの国際的な収益を上げ,前年比27%増だと報告している。

 Niko Partnersの創業者で社長のLisa Hanson氏は「この1年私たちは,パンデミックによるロックダウンの中で,懐かしいゲームや新作ゲームで楽しむゲーマーの姿と,規制によりゲーム時間が制限された影響で,若いゲーマーが主要な娯楽に別れを告げる姿を見てきました……」と述べた。

 さらに,Niko partnersは中国の国内ビデオゲーム収益は2026年に550億ドルへ達する見込みだとしている。

 一方,海外での中国ゲーム会社の収益は年間264億ドルに達すると予測されている。

※本記事はGamesIndustry.bizとのライセンス契約のもとで翻訳されています(元記事はこちら