Pokemon Goの制作会社であるNianticは，ウェブベースの拡張現実開発会社である8th Wallを買収したことを発表した。

　2019年に設立された8th Wallは，PC，モバイル，AR/VRデバイスにわたるクリエイターのための拡張現実開発プラットフォームとして機能している。

　開発会社は別組織として残り，NianticのARエンジニア組織に参加するとのこと。

　さらに，今回の買収により，Nianticが提供するLightship開発者キットがさらに拡充されるとしている。

　8th WallのCEO兼創設者のErik Murphy-Chutorian氏は，「ウェブベースの拡張現実には多くの可能性があり，私たちはNianticのAR世界を通して，これを解き放ち続けます」と述べた。

　「私たちは，Nianticと協力して，より多くの不思議な共有体験を育むために，最高のプラットフォーム技術を作り上げることを楽しみにしています。」

　この買収は，同社がソーシャルメディアサイトLowkey，APIソリューション開発会社Hoss，3DモバイルスキャンアプリScaniverse，コミュニティゲームプラットフォームMayhemを買収した1年後に続いて行われたものだ。