BlizzardのベテランがFrost Giant Studiosを結成
元Blizzardのデベロッパ2人組が本日,Frost Giant Studiosを発表した。Frost Giant は,これまで以上に幅広い層を対象としたリアルタイムストラテジーゲームの制作に焦点を当てた新会社だ。
Frost GiantはTim Morten氏とTim Campbell氏によって共同設立された。
Frost GiantのCEOを務めるMorten氏は,Starcraft 2: Legacy of the Voidの制作責任者を務め,過去6年間Blizzardに在籍していた。それ以前はActivision,ソニーのサンタモニカスタジオ,Electronic Artsに勤務し,Command & Conquerシリーズに携わっていた。
Campbell氏は別の時期のBlizzardのベテランで,2000年代初頭にはWarcraft 3の拡張版The Frozen Throneのキャンペーンリードデザイナーを務めていた。それ以来,氏は2つのスタジオ(SuperVillain StudiosとFireForge)の設立を支援し,最近ではOtherSide EntertainmentでSystem Shock 3プロジェクトのデザインディレクターを,inXile EntertainmentでWasteland 3のゲームディレクターを務めていた。
2人のデベロッパは,1 Up Ventures,GC Tracker,Riot Games,Griffin Gaming Partnersが参加し,Bitkraft Venturesが主導する470万ドル(約5億円)のシード資金を調達した。
この資金は「ゲームプレイのためのプロトタイプ構築を開始し,ユーザー調査を行い,運営を拡大するために使用されます」とのことだ。
「リアルタイムストラテジープレイヤーは信じられないほど情熱的なコミュニティであり,素晴らしい新作ゲームだけでなく,友人と広く共有できるゲームを提供する価値があります」とMorten氏は語る。「価値のある後継の開発には時間がかかりますが,Frost Giant Studiosでリアルタイムストラテジーの開発を進めていくことに,我々は非常に興奮しており,感謝しています」
※本記事はGamesIndustry.bizとのライセンス契約のもとで翻訳されています(元記事はこちら)