フェラーリ,今年9月にeスポーツシリーズを開催
Ferrariは,今年後半にスタートする独自の対戦型ゲーム大会を発表し,eスポーツへの取り組みを強化している。
Ferrarri Hublot Esports Seriesは,レースのシミュレーションに焦点を当てており,18歳以上のプレイヤーを対象としている。当初はヨーロッパを対象としているが,将来的には他の市場への展開も計画しているという。
AMシリーズとProシリーズの2つのカテゴリーがあり,前者の第1戦は9月に開催される予定だ。FerrariはProシリーズに24人のeスポーツレーサーを招待する。
競技には,レースシミュレーションゲーム「Assetto Corsa」シリーズが使用される。
各カテゴリーで最速の12人の選手が10月に4レースを行い,11月に3レースで決勝戦を行う。
優勝者はイタリアでトレーニングを受け,同社のeスポーツチームのリザーブドライバーとなる。登録開始は8月7日だ。
また,Ferrariのアンバサダーを務めるF1ドライバーであり,eスポーツファンでもあるCharles LeClerc氏によるアドバイスも予定されている。
LeClerc氏は本日のオンライン記者会見で,Ferrariのブランド多様化担当責任者Nicola Boari氏とともに登壇し,高級スポーツカーメーカーであるFerrariがeスポーツの世界で確固たる地位を築くことができると確信していると語った。
「フェラーリが独自のチャンピオンシップを成長させるためには,膨大なスペースがあります」
Boari氏は,シムレーサーからフィジカルカーのレーシングドライバーへの自然なルートが必ずしもあるわけではないと付け加えた。「それらを区別し,2つのキャリアを分離しておくことは公平なことです」
※本記事はGamesIndustry.bizとのライセンス契約のもとで翻訳されています(元記事はこちら)