Twitch,四半期の総視聴時間が初めて30億時間を突破

Twitch,YouTube Gaming,Facebook Gamingではすべて視聴時間が増加しているが,Mixerは下降傾向を続けている。

 当然のことながら,COVID-19の影響で家にいる時間が長くなるにつれ,より多くの人がライブストリームを視聴するようになっている。

 StreamLabs(参考URL)とStream Hatchet(参考URL)による四半期ごとのライブストリーミング業界レポートによると,2020年第1四半期にはTwitch,YouTube,Facebookのいずれも前四半期比で視聴者数が増加し,Twitchは史上初めて1四半期の視聴時間が30億時間を突破した。

 Twitchの合計視聴時間は31億時間に達し,前四半期比17%増,ユニークチャンネル数は33%増,平均同時視聴者数は140万人と,前四半期としては過去最高を記録している。

 YouTubeも同様に増加し,総視聴時間は前四半期比13%増の11億時間に達し,四半期の平均同時視聴者数は約50万人と過去最高を記録した。

 Facebook Gamingも増加し,四半期の視聴時間は5億5400万時間に達している。

 実際のところ,唯一減少したプラットフォームは Mixerで,前四半期の視聴時間は前四半期比 7.3%減の 8100万時間だった。平均同時視聴時間で5%の減少となる。

 つまり,Mixerの総視聴時間と平均同時視聴時間は,1億1300万時間をピークにした2019年第2四半期以降,減少傾向にあるということは注目に値する。 ―この傾向は,Ninjaが昨年夏にプラットフォームと契約したあとも続いていた(関連英文記事)。

 ロックダウンが本格的に始まった2月から3月にかけて― 総視聴時間はTwitchで23%,YouTube Gamingで10%,Facebook Gamingで4%,Mixerで15%近く増加している。

※本記事はGamesIndustry.bizとのライセンス契約のもとで翻訳されています(元記事はこちら