GDC,COVID19情報のアップデートを提供

主催者は,中国の米国旅行制限が出展者と出席者の約2%に影響を与えると述べている。

 新型コロナウイルスCOVID19の影響で,世界中の多くのゲーム会議が遅延またはキャンセルしている(関連英文記事)。昨日,Game Developers Conferenceは,来月のサンフランシスコでのイベント計画に,大流行がどのように影響したかの情報を更新した(参考URL)。

 現時点で,COVID19の最大の影響は,中国産業の多くがGDCに参加することを妨げることである。主催者は,米国の旅行および安全制限を挙げて,中国に本拠を置く出展者がショーでの出展をキャンセルするか,代わりにブースを運営するために北米のスタッフを派遣する必要があるとした。

 GDCは,これが今年GDCに参加する550社のうち「約10社」,または全体の約2%に影響を与えると述べている。GDCによると,中国を拠点とする参加者も同様に米国の旅行とビザの制限により締め出されており,ショーの総参加者のこちらも約2%を占めている。

 さらに,開催地のMoscone Centerは,通常の衛生手順を強化し,手指消毒ステーションを追加するとともに,交通量の多いエリアでは消毒静電スプレーを使用し,施設をより頻繁に清掃するという。GDC主催者はまた,サンフランシスコ旅行協会と協力して,ホテルが同様に衛生プロトコルを拡大していることを確認し,GDC出展者には,出席者が使用するゲームコントローラやVRヘッドセットなどの機器を定期的に消毒するよう依頼している。

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