Vive ProにAR機能を追加する「Vive SRWorks SDK」発表
先週,Viveの開発BlogでVive Proに対応した新たなVive SDK「Vive SRWorks SDK」が発表されたが,そこではVive ProのAR機能やサウンド機能などが追加されている。紹介時に将来的にはARもやるということは聞いていたのだが,ようやくSDKとして配布されることになったようだ。
Blogには前方のカメラを使ったデモの様子がムービーで紹介されているが,きちんと環境を認識して,CGキャラクターがホワイトボードに隠れたり,手で触れて押すことができたり,手がめり込んだことの判定が行われていることが分かる。
いわゆるSLAM(Simultaneous Localization and Mapping)によって,カメラで撮影した映像から環境を3Dモデルとして取り込み,3Dオブジェクト化された環境に対して,カメラ画像を貼り付けて表示しており,一見するとただのカメラ画像なのだが,CGキャラクターが奥行き方向に移動すると陰に隠れるような表現も行われている。環境の書き換えなども可能なはずだ。
また,「手」がトラッカーなどを用いずに自然に再現されていることにも注目すべきだろう。ムービーにはコントローラを使った例もあるのだが,コントローラを使わずに操作しているものを見ると,SRWorksの可能性を感じさせられる。
現在,AR機能ではUnityとUnreal Engine用のプラグインが提供されており,Vive ProがあればすぐにAR機能を試すことが可能だ。
また,Vive Audioのサポートも今回のSDKで行われているが,こちらはUnity用のプラグインのみでUnreal Engine用は近日公開予定となっている。
Blogには前方のカメラを使ったデモの様子がムービーで紹介されているが,きちんと環境を認識して,CGキャラクターがホワイトボードに隠れたり,手で触れて押すことができたり,手がめり込んだことの判定が行われていることが分かる。
いわゆるSLAM(Simultaneous Localization and Mapping)によって,カメラで撮影した映像から環境を3Dモデルとして取り込み,3Dオブジェクト化された環境に対して,カメラ画像を貼り付けて表示しており,一見するとただのカメラ画像なのだが,CGキャラクターが奥行き方向に移動すると陰に隠れるような表現も行われている。環境の書き換えなども可能なはずだ。
また,「手」がトラッカーなどを用いずに自然に再現されていることにも注目すべきだろう。ムービーにはコントローラを使った例もあるのだが,コントローラを使わずに操作しているものを見ると,SRWorksの可能性を感じさせられる。
現在,AR機能ではUnityとUnreal Engine用のプラグインが提供されており,Vive ProがあればすぐにAR機能を試すことが可能だ。
また,Vive Audioのサポートも今回のSDKで行われているが,こちらはUnity用のプラグインのみでUnreal Engine用は近日公開予定となっている。