Xbox Live Creators Programをすべての人に開放

認定プロセスの単純化と概念の承認なしでXbox OneとWindows 10 PCは,開発者の全域に解放された。

 最初の発表から5か月を経てMicrosoftはXbox Live Creators Programをすべての人に開放した。

 これまでインディ開発者にとってMicrosoftのプラットフォームへの最善の道はid@Xboxだった。しかしCreators Programはより広いオーディエンスを対象としたものだ。Xbox blogの書き込みによると(参考URL),id@XboxのディレクターであるChris Charla氏はプログラムを作るのに使うかもしれないグループとして「新進スタジオ,ホビイスト,メーカー,教師,生徒」を含むとしており,これらは「単純化された認可と概念の承認なし」になるという。

(※概念の認証についてはこちらを参照

 このプログラムで送信されたゲームはXbox OneとWindows 10 PCで遊ぶことができる。Xbox One上ではそれらは「プレイヤー,保護者,そして開発者」からのフィードバックを受けるため「Creators Collection」とラベル付けされることになるだろう。このゲーム機ではキュレーションされたストアフロントが維持されているのだ。

 「これは我々すべてどちら側にとってもベストです」とCharla氏は言う。「キュレーションされたストアと完全に開放されたマーケットがCreators Collectionにはあるのです」

 Cretors ProgramのゲームはXbox Liveのソーシャル機能を備えることになるだろう。ゲーマータグ,リーダーボード,そしてMixerを使ったストリーム配信などだ。ゲーマースコアやアチーブメント,オンラインマルチプレイ機能は提供されないが,Charla氏は「開発中にCreators Programからid@Xboxに移行するパスも用意されています」と語る。

 Microsoftは今年のGDCでCreators Programを発表した(関連英文記事)。Charla氏はその後で我々に「Xboxはすべての領域の開発者をカバーします」と話してくれた。

 「Xbox Liveを使ったXbox One用ゲームを作りたいという人ならだれでもそれができます」と氏は語る(関連英文記事)。「これは非常に多岐にわたるデバイスでXbox Liveが持つ月間5500万人のアクティブユーザーに潜在的にリーチできるということです」


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