【PR】PCとスマホで動く国産MMORPGを一緒に作らないか? 「ログレス」を作ったAimingが語る新世代MMORPG「Project Caravan」とは
本作は,Aimingのスマートフォン向けRPG「幻塔戦記 グリフォン〜新章〜」などを手がけたチームによる新作で,スマートフォンとPCの双方で同一のサーバーにアクセスできるクロスプラットフォーム仕様になるという。この試みはAimingとして大きなチャレンジとなるため,Caravanチームでは現在,広く開発スタッフを募集中だ。
そこで今回,Caravanチームのプロデューサーを務める高屋敷 哲氏と,アートディレクター/マネージャーの久保貴美氏にCaravanがどんなゲームなのか,またチームがどんな人材を求めているのか聞いてみた。
PCでもスマートフォンでも満足できるクオリティのMMORPGを目指す
また,ギルド内で協力する攻城戦コンテンツや多数のプレイヤーが参加するレイドボスコンテンツ,プレイヤー同士が腕を競い合う対戦コンテンツなども当然のように存在する。
しかし,個人的にはRPGにおけるフィールドと,その移動にはとても重要な意味があると考えています。単純に冒険・探検・景色を楽しんだり,素材を採取をしたり,宝を見つけたり,珍しい動物やモンスターと出会ったり,そして戦闘したりと幅広く楽しめます。本作ではモンスターのほとんどを仲間にすることもできますし。効率を追求したゲーム以上の体験を提供いたします」(高屋敷氏)
もう一つのこだわりは,キャラクターの表現だ。Caravanは,スマートフォンの小さな画面だけでなく,PCの大きな画面を使ってプレイされることも想定しているため,開発当初からグラフィックスに注力している。もちろん,スマートフォンでも動作させなければならないという制約はあるが,その中で最大限優れたグラフィックスおよびモーションの実現を目標にしているとのことだ。
その一方でCaravanには,スマートフォンのタッチ操作でも快適に遊べるような配慮が随所に施されている。たとえば目的地へのオート移動や,オートバトル機能がそうだ。
ゲーム中にはプレイヤーの仲間になるキャラクターが多数登場するのだが,バトルでは彼らが持つさまざまな特性を踏まえて最大6人のパーティを編成することとなる。PCのMMORPGのように1プレイヤーが1キャラクターを操作するのではなくて,1プレイヤーが1パーティを操作する形式だ。そのパーティ編成画面のユーザーインタフェースは,スマホRPGでよく見られる「集めたキャラクターカードでデッキを組んでいく」ものに近い。
「Caravanの世界には人間,エルフ,ドワーフ,オークなど6つの種族が存在し,ローンチ当初はそれぞれ20〜30体,総勢150〜160体を仲間になるキャラクターとして用意します。
世界観は全般にオーソドックスなファンタジー寄りですが,たとえばドワーフはかなり機械化が進んでいるなど,外見を含めて種族それぞれに大きな特徴を持たせています。また各キャラクターにはそれぞれシナリオクエストが存在し,基本的にはそれをクリアすることで仲間に加えていくようにする予定です」(高屋敷氏)
仲間にしたキャラクターは,いずれも最高レアリティの★6まで進化させられる。この仕様により,気に入ったキャラクターをずっと使い続けられるうえ,進化するごとに見た目や性能が変化していくという楽しみが加わる。
また,モンスターの中には,強くて頼りになるものもいれば,ただの猫のようなものもおり,いずれも★6まで進化可能です。想像できないような姿に進化するモンスターもいます。
ゲームをプレイしていると,どうしても最強と呼ばれるパーティが出てきてしまうかとは思いますが,Caravanではキャラクターやモンスターに多様性を持たせて,通常のプレイではこのパーティ,レイドバトルではこのパーティといったように,さまざまな組み合わせを楽しめるゲームを目指しています」(高屋敷氏)
ゲームの進行は,一般的なRPG同様にメインクエストがあり,それらをクリアしてストーリーを進めていくというもの。基本的にはプレイヤー一人でプレイできるが,ところどころにほかのプレイヤーの協力が必要となるような難関があり,メリハリの付いた展開となる。
「プレイヤー同士のつながりは,同じAimingで開発している『剣と魔法のログレス』のノウハウを活かし,緩いものになることを想定しています。
またバトルにはプレイヤーが3人まで参加可能です。味方だけでも最大18キャラクターになりますから,どうやって画面内に収めるか試行錯誤しているところです」(高屋敷氏)
Caravanの音楽を担当するのは,ゲームミュージックの制作を手がけるベイシスケイプだ。ベイシスケイプには作曲だけでなくサウンドディレクションも依頼しているという。
「たとえばイベントシーンでは,単に曲を再生するだけでなく,映像に合わせて曲を作り直したりもしてもらっています。またフェードのタイミングなど,僕らだけでは気づかないことも多くて,いろいろ指導していただいています」(高屋敷氏)
内装は,武器生産や素材の自動採取,あるいは仲間キャラクターの自動育成など,さまざまな機能を持つ施設を設置できる。
もう一方の外装は,さまざまなパーツを付け替えることにより,プレイヤー各自の個性を主張できる。また主砲などの武器を付けると,バトル中に敵を攻撃することもできる。
「キャラバンにはレベルの概念があり,レベルが高いほど内装も外装もいろいろ拡張できるようになります。いわゆる村づくりのようなイメージで,キャラバンをどんどん拡張していくだけでも楽しめるような内容を目指しています。
またキャラバンは,バトル中も拠点として機能します。とくに対戦では,相手のキャラバンを破壊したプレイヤーが勝利となるようなルールを考えています」(高屋敷氏)
大きな目標の達成に向け3Dグラフィックスを使ったゲーム開発の経験者を広く募集
また,チーム自体にもこうした3Dゲーム開発に長く携わってきている経験者が多く,たとえば高屋敷氏は,もともとバンダイナムコ系の会社でゲーム開発に携わっており,そののち「ベルアイル」など,多数の3D MMORPGの企画開発を手がけてきたベテランである。
そして久保氏もベルアイルや「パンドラサーガ」といった3D MMORPGの開発に数多く携わり,「Wizardry Online」ではアートディレクターを務めた人物である。
実はCaravanチームには,私を含めてベルアイルの開発を手がけたデザイナーが数名おり,当時から培ってきたノウハウをCaravanにも活かしています。もちろんそれだけでは今の時代のゲームとして十分ではないですから,最先端のノウハウを使う部分は外部の方のご協力を得て,チーム全体,ひいてはAimingの技術力を高めているところです」(久保氏)
まずはCaravanに興味を持ち,一緒に作ってみたいと思ってくださることが大前提です。またAimingは,これからよりスペックの高いスマートフォンゲームの開発にチャレンジしていきますから,経験豊富でかつ最先端の技術に関心を持っていることも重要です。とくにこれまでコンシューマゲーム開発で培ってきたノウハウを,新しい分野で活用したいという方は大歓迎です。
Caravanは,Aimingとしてもビッグプロジェクトですので,大きな仕事に関わりたいという方にも向いているかと思います」(高屋敷氏)
またC++を扱えるサーバーエンジニアや,キャラクターセクションのリーダーを務められる人材も募集中だ。
「デザイナーは2D,3Dともに募集中です。Caravanでは少々特殊な表現にチャレンジしているので,3Dデザイナーであっても絵が描ける方を求めています」(久保氏)
「Caravanの開発進捗は,10%といったところです。まだまだこれからのゲームですので,ぜひ一緒に作ってみたいという方のご応募をお待ちしています」(高屋敷氏)
またCaravanの開発スタッフ募集に関する採用セミナーが,9月3日に渋谷dots.で開催される。このセミナーでは高屋敷氏や久保氏らCaravanチームのスタッフが登壇し,本作とその開発現場の紹介などをする予定だ。本稿を読んでCaravanの開発に興味を持った人は,参加を検討してみてはどうだろうか。
なお,同社の社風については,こちらのインタビューが参考になるだろう(参考URL)。
Caravanスタッフ採用セミナー
場所:渋谷dots.
上記のとおり,Aimingでは9月3日に「Project Caravan」の開発スタッフ募集のために採用セミナーを開催する。国産MMORPG開発自体が稀有な案件でもあるので,興味のある人はぜひ参加してみよう。
なお,セミナー終了後には懇親会も予定されているので(〜20:00),開発チームの雰囲気を直接感じ取れることもできるだろう。セミナーへの参加申し込みなどは,以下のURLから行ってほしい。