モバイルアプリマーケターのコミュニティ「Mobile Heroes」の日本版が正式にスタート。優れたマーケターの認知度を高め市場全体を盛りあげる
Liftoff Mobile(リフトオフ モバイル)は2021年12月9日,モバイルアプリマーケターのコミュニティ「Mobile Heroes」(モバイルヒーロー)日本版の正式開始に関する記者発表会を東京都内およびオンラインで開催した。
Liftoffは,カリフォルニア州パロアルトを本拠地とし,世界中のアプリパブリッシャやブランドとともにビジネスを展開している。同社の日本法人・Liftoff Mobileは2017年7月に設立された。
Liftoffは,パフォーマンスベースでモバイルアプリマーケティングおよびリターゲティングを行うプラットフォームを提供している。
このプラットフォームの仕組みは,アプリをインストールしたあとのユーザーデータを使用して,アクション単価でユーザーの獲得・保持を実現するキャンペーンを展開するというもの。具体的には機械学習と類似ターゲティング機能により,アプリのインストール後にホテルなどの予約やサブスクリプション更新などのユーザーアクションを促進するように最適化されている。
今回発表された「Mobile Heroes」は,モバイルアプリ業界でマーケティングに携わる人々のためのコミュニティで,Liftoffが2015年にアメリカでスタートしたもの。2020年には韓国版,2021年にはドイツ版と東欧版が相次いでスタートし,このたび日本でも展開する運びとなった。
プレゼンテーションを行った,Liftoff Mobile 日本・韓国代表(シニアカントリーマネージャー) 天野耕太氏によると,Liftoffでは「モバイルアプリ広告における“ヒーロー”はマーケターである」と位置付けて,「もっとモバイルアプリマーケターにスポットを当てたい」というコンセプトのもと,このコミュニティをグローバル展開しているとのこと。
天野氏は「広告に限らずモバイルアプリ市場全体が大きく成長している中,マーケターは多くの人にアプリを使ってもらうためにさまざまな施策を講じるなどチャレンジをしている」とし,具体的に「プロモーションのみならず,グロースの観点からユーザーがどのように検索しているのか,どんなクリエイティブがマッチするのか試行錯誤を繰り返している」と説明。「彼らモバイルアプリマーケターにスポットを当てることにより,モバイルアプリ市場が成長する糧となると続けた。
本コミュニティのメンバーは,「モバイルヒーロー」と呼ばれている。モバイルヒーローに選出される条件は,モバイルアプリマーケティングにおいて何らかの実績を残し,それがLiftoffに認められるというザックリしたもの。同社としては,数多くのモバイルヒーローを紹介していくことで,モバイルアプリマーケターという職種自体を市場に認知させることが目的だという。
実際,モバイルアプリマーケターの認知度が高い国や地域では,モバイルヒーローに選出された人が社内で功績が認められて昇進したり,転職によってキャリアを広げたりしている事例があるそうだ。
天野氏は,日本ではモバイルアプリマーケターの認知度が低いと常々感じており,「ぜひ日本版『Mobile Heroes』をローンチして,優れたマーケターを国内や海外に紹介したい」と考えていたとのこと。
その念願が叶った今後は,モバイルヒーローを講師に招いたセミナーや,モバイルヒーロー同士の対談なども企画していくと天野氏は語っていた。
Liftoffは,パフォーマンスベースでモバイルアプリマーケティングおよびリターゲティングを行うプラットフォームを提供している。
このプラットフォームの仕組みは,アプリをインストールしたあとのユーザーデータを使用して,アクション単価でユーザーの獲得・保持を実現するキャンペーンを展開するというもの。具体的には機械学習と類似ターゲティング機能により,アプリのインストール後にホテルなどの予約やサブスクリプション更新などのユーザーアクションを促進するように最適化されている。
今回発表された「Mobile Heroes」は,モバイルアプリ業界でマーケティングに携わる人々のためのコミュニティで,Liftoffが2015年にアメリカでスタートしたもの。2020年には韓国版,2021年にはドイツ版と東欧版が相次いでスタートし,このたび日本でも展開する運びとなった。
天野氏は「広告に限らずモバイルアプリ市場全体が大きく成長している中,マーケターは多くの人にアプリを使ってもらうためにさまざまな施策を講じるなどチャレンジをしている」とし,具体的に「プロモーションのみならず,グロースの観点からユーザーがどのように検索しているのか,どんなクリエイティブがマッチするのか試行錯誤を繰り返している」と説明。「彼らモバイルアプリマーケターにスポットを当てることにより,モバイルアプリ市場が成長する糧となると続けた。
本コミュニティのメンバーは,「モバイルヒーロー」と呼ばれている。モバイルヒーローに選出される条件は,モバイルアプリマーケティングにおいて何らかの実績を残し,それがLiftoffに認められるというザックリしたもの。同社としては,数多くのモバイルヒーローを紹介していくことで,モバイルアプリマーケターという職種自体を市場に認知させることが目的だという。
実際,モバイルアプリマーケターの認知度が高い国や地域では,モバイルヒーローに選出された人が社内で功績が認められて昇進したり,転職によってキャリアを広げたりしている事例があるそうだ。
天野氏は,日本ではモバイルアプリマーケターの認知度が低いと常々感じており,「ぜひ日本版『Mobile Heroes』をローンチして,優れたマーケターを国内や海外に紹介したい」と考えていたとのこと。
その念願が叶った今後は,モバイルヒーローを講師に招いたセミナーや,モバイルヒーロー同士の対談なども企画していくと天野氏は語っていた。
モバイルヒーロー同士が交流を深めるイベントも開催している。2019年以前は,オフラインイベントが各地で行われたとのこと |
公式サイトでは,世界のモバイルヒーロー200名以上を紹介 |
日本版のスタートにあたり,日本のモバイルヒーローとして10名を選出。今後も続々と選出していくという |
発表会当日には,Liftoff Mobileのオフィスにて日本初のオンラインイベントが開催された |
Liftoffのロードマップも示された |