調査会社は，他のゲーム機を持っていないSwitch所有者が昨年大幅に増加していることを指摘

　調査機関Interpretの新しいレポートによると，任天堂はWiiと同様にSwitchでコンソール市場を拡大しているという。

　Interpretがアメリカの消費者9000人を対象に四半期ごとに実施している「New Media Measure」の調査によると，2020年は，自宅に他のゲーム機を所有していないSwitch所有者の数が大幅に増加した。

　昨年はSwitch所有者の25％が他のゲーム機を所有していないと回答。Switchを所有しているが他には何も持っていないと2019年に回答した人は12％だったので，2倍以上になっている。

　また，Switch以外に他のコンソールを1台所有していると答えた人が25％から35％に増加しているため，Switchは第2の選択肢にもなっているようだ。

　「このことから，新しいコンソールゲーマーが市場に参入するにつれて，任天堂が（初代Wiiと同じように）コンソール全体のパイを拡大していることが推察できます」とInterpretは分析している。