Amazon,新たなクラウドゲームサービス「Luna」を発表

Fire TV,PC,Mac,iOSのWebブラウザで早期アクセスが間もなく開始される。

 Amazonは本日,新たなクラウドゲーム用サービス「Luna」を発表した。

 Lunaは,米国内の顧客への早期アクセスのためのサインアップをオープンしており,PC,Mac,Fire TV,iOS上で期間中は月額5.99ドルの「入門価格」で利用可能だ。 ― iOSではApp Storeではなく,Webブラウザを介している点に注目すべきだ。Androidでの利用は後日予定されている。

 このサービスでは,Control,バイオハザード7,Overcooked 2,Metro Exodusなどのタイトルを含むゲームライブラリのクラウドストリーミングを提供する。

 Engadgetによると(参考URL),基本的なサブスクリプション費用で「Luna+」チャンネルへのアクセスが可能で,このチャンネルには厳選された数のゲームが含まれるとのこと。 その他のチャンネルは後ほど追加料金で利用可能になる予定で,Far Cry 6, Assassin's Creed Valhalla, and Immortals: Fenyx Risingなどのゲームを,それぞれ発売時に配信するUbisoftチャンネルも含まれている。

 このアプローチは,現在のところ競合他社の価格設定オプションの中間ラインに位置しており,Google Stadiaが提供するPro加入者向けの無料タイトルやフルプライスのタイトルと,Xbox Game Passが提供するサブスクリプションとともにライブラリ全体を提供するxCloudの間にある。

 ストリーミングはAmazon Web Servicesを介して実行され,選択したタイトルの解像度は4K 60fpsで,2台のデバイスで同時にプレイできる。

 Lunaは,キーボードとマウス,Bluetoothコントローラ,またはクラウドに直接接続する専用のLunaコントローラで再生可能で,Amazonは早期アクセス期間中に49.99ドルで販売されている。

 アーリーアクセスの招待状は近日中に順次発送される予定だ。
※本記事はGamesIndustry.bizとのライセンス契約のもとで翻訳されています(元記事はこちら