そしてOculus ConnectはFacebook Connectと呼ばれるようになった。

　Facebookは，正式にOculusからFacebook Reality Labsへの内部AR/VRスタジオの名前を変更し，同時にFacebook自体にOculusのブランドをより強固に折り畳むために最近作られた変更を行った。

　今日のBlog記事で（参考URL）, Facebookは，「離れているときであっても，人々がお互いにより多くの存在を感じることができるような次世代のコンピューティングプラットフォームを構築に向けてFacebookで行われている広大な仕事を包含するために」変更が行われたことを語っている。

　Facebookはさらに，Facebook Reality Labsのブランドを拡大して研究部門だけでなく，Oculusのすべてを包含することは，ARやVRの開発能力をさらに高めるために必要な要素であると投稿で強調している。

　また，同社は同じ発表の中で，通常はARやVR開発の最新情報を共有する年に一度のイベント「Oculus Connect」を，Facebook Connectにリブランディングすることを発表している。

　この無料カンファレンスは9月16日にオンラインで開催される予定で，Facebookによると，同社のVRおよびAR技術の最新情報とともに，Facebook Reality Labsに対する同社のビジョンに関するより多くの情報が含まれる予定だという。

　このニュースは，OculusデバイスにログインするためのOculusアカウントをFacebookアカウントとマージする必要があるというニュースに続いてもたらされた（関連記事）。現在のOculusユーザーはFacebookがそれが完全にシャットアウトするまで2年の猶予が与えられている。 ―これはOculusの創設者Palmer Luckeyが，同社が買収されたときには決して起こらないだろうと約束していたことだ（参考URL）。

　これらのすべての最近の変更は，企業のリブランディングと昨年発表したプロセスであり（参考URL），すべての子会社やプロパティ全体でブランドアイデンティティを統一するためにFacebookの最近の動向につながっている。

2020年8月28日更新：FacebookはGamesIndustry.bizに，Oculus Studiosがリブランドされたわけではなく，現在もOculus Studiosと呼ばれていることを明らかにした。

　むしろ，元のBlog記事で言及されていた名前の変更は，Oculus Studiosとその他を含むFacebookでARとVRの開発に取り組んでいる内部スタジオのコレクションに影響を与えるものだという。― 以前はFacebookのAR/VRチームとして一緒に知られていた。

　さらに，以前はFacebook Reality Labsとして知られていたスタジオは，その集合体の一部でもあるが，現在はFacebook Reality Labs Researchとして知られている。