Tsugi,手描きで効果音を制御するツール「DSP Motion」を発売

Tsugiは,ゲーム効果音作成ツールDSPシリーズの最新作として,「DSP Motion」を発売した。

 この製品はさまざまなものの「動き」の音を手軽に作り出せるツールとして構成されたもので,従来のDSPシリーズがパラメータの調整で行っていた効果音の鳴り具合の調整を,マウスなどの操作によって直感的にコントロールできる。これは同社のプロシージャルサウンドエンジン「Game Synth」でサポートされていた手描きによる効果音制御を独立させたもののようだ。


 作成できるサウンドの種類には,風,炎,金属,紙,ゴム,水,木,電気,メカ,有機,シンセ,粒子,動物,ミネラル,植物,音楽といったものが設定されている。それぞれでいくつかのパラメータを変更したうえで動きを示す挙動をユーザーの直接的なアナログ操作で指定可能となっている。
 作成したサウンドファイルに出力することで,さまざまなゲームで利用することができる。

 より細かなニュアンスを持つ効果音を作成したい場合には有用なツールとなりそうだ。

DSP Motion公式サイト


線を描いて「動き」の音を生み出す、ユニークな効果音作成ツール「DSP Motion」をリリース!

エンターテインメント産業向けプロシージャルオーディオ技術のリーディングプロバイダであるTsugi合同会社(www.tsugi.co.jp)は、効果音作成ツールの新製品「DSP Motion」(<http://tsugi-studio.com/web/jp/products-dspmotion.html > )をリリースしました。
DSP Motion は、ロゴアニメーション、キャラクターモーション、VFX、UI、YouTubeビデオ、などの各種モーションのための効果音を作り出すサウンドツールです。その主要機能として、マウスやペンタブで線を描くことで「絵の動きに合った効果音」を生み出すスケッチパッドを搭載しており、これによってモーションデザイナー、アニメーター、サウンドデザイナー、ゲームクリエイターは、自身の作品にぴったり合う効果音を簡単に作れるようになります。
効果音作成は、「(1)モーションを選択(回転、拡大、変形など)」→「(2)サウンドスタイルを選択(炎、メカ、電気、動物など)」→「(3)パラメーターで音色を調整」→「(4)線を描いてリアルタイムに音を作成」という、分かりやすい流れで行えます。マウスのXY座標、線のスピードといった情報がリアルタイムに音色に反映されていくため、映像作品の動きとシンクロする効果音を、手軽に生み出すことができます。
DSP Motionは、Tsugi独自のプロシージャルサウンドエンジンを搭載しており、独自の操作感、音色パラメーターを持った多数のサウンドスタイルを備えています。そのためツール内で大胆に音色を変えられるため、ユーザー自身が自分の作品に最適な効果音を作り出すことができます。また映像側でモーションスピードが変わっても、音の長さを変更するツマミを使えば、すぐに映像と合うように音を再調整できます。通常サウンドの修正作業で生じる、再録音、再編集、タイムストレッチによる劣化などを気にする必要がないため、「修正に強い」という点もプロシージャルサウンドツールならではのメリットです。さらに効果音バリエーションもツールで手軽に量産できるため、ゲームやアニメーション制作において、より多彩なサウンド演出へとステップアップできます。
作った音は.wav素材として書き出せるため、あらゆる制作ツールにてお使いいただけます。また、※Unity製ゲームへのエクスポート機能や、サウンド編集ツールへの転送機能も備えています。


以下のTsugiオンラインストアにて税込4,900円で販売。ツールで作成した音はロイヤリティフリー、追加費用なしで、あらゆる商用作品にご利用いただけます。

DSP Motion 公式サイト <http://tsugi-studio.com/web/jp/products-dspmotion.html >
DSP Motion 公式動画  <https://www.youtube.com/watch?v=5TXchEya3-I >

DSP Motionは、Tsugiが開発している効果音作成ツール「ダイナミック・サウンドパックス(DSP)」シリーズの最新製品です。一般的な効果音素材集とは異なり、プロシージャル手法で多様な効果音を合成します。これまでシリーズ製品としてDSP Anime、 DSP Fantasy 、DSP Sci-Fi、DSP Retroをリリースしてきました。

お問合せ先
dspmotion@tsugi-studio.com

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