ボーンデジタル,ZBrush,ZModellerの活用書籍「作って覚える! ZBrushハードサーフェス制作入門」を1月下旬に発売
ZBrushは3Dモデリングに多用されているツールで,3Dデータにディテールを与えるツールとしてゲーム業界でも多用されている。本書では,ZBrushの機能のうち,ポリゴンモデリングに向いたZModdelerの機能を中心として,ハードサーフェスの3DモデリングでのZBrushの活用について解説を行っている。
こうして作成したデータの3Dプリンタによる出力についても取り上げられている。
メカものの3Dモデリングでさまざまなテクニックが紹介されているので,単なるスカルプティングではないZBrushの使い方を身に付けたい人にお勧めできる本のようだ。
現在,Amazonでは1月28日発売予定で予約注文が受け付けられている。
Amazon:作って覚える! ZBrushハードサーフェス制作入門
武器・装飾品・メカ・ロボット... 様々なハードサーフェスモデルを題材に、ZModelerの使い方を幅広く解説!『作って覚える! ZBrushハードサーフェス制作入門』刊行のお知らせ
株式会社ボーンデジタル(東京都千代田区、代表取締役 村上 徹)は、書籍『作って覚える! ZBrushハードサーフェス制作入門』を全国の書店を通じて刊行します。
【概要】
書籍名:作って覚える! ZBrushハードサーフェス制作入門
刊行予定日:2020年1月下旬
著者:ウチヤマ リュウタ、高村 是州、澤井 慶
定価:4,000円+税
ISBN:978-4-86246-464-4
サイズ:B5正寸
ページ数:496ページ
発行:株式会社ボーンデジタル
【書籍内容紹介】
● ZBrushを使ったハードサーフェスモデリングの制作方法をイチから丁寧に解説!初めてZBrushを触る方も基本操作から習得可能!
● ZModelerの基本的な使い方から応用的な使い方まで、武器や装飾品、本格的なメカ(ロボット)の作例を通して解説!
※キャラクターモデルについては、素体として使える人体モデルデータを付属しています。
● 3Dプリントの仕方から分割方法、出力後の複製のステップまでを網羅し、ガレージキット制作をサポート!
「これからZBrushを始める方」から「ZModelerの応用的な使い方をマスターしたい方」まで、作例を作りながら少しずつ機能を覚えていくことができます。さらに、新機能やメカモデリングのコツ・考え方についても学ぶことができる内容となっています。
【内容詳細】
前半では、単純な形状をベースにした「豚型のメカ」を題材に、ZBrushおよびZModelerの基本操作を解説します。
中盤からは江間時郎氏の作成した原型(メカと人型のキャラクターを組み合わせたフィギュア)を元に、武器や装飾品のモデリング方法や3Dプリンターで出力するための分割データおよび出力用データの作成方法について解説し、ウチヤマ リュウタ氏の前著『作って覚える! ZBrushフィギュア制作入門』からのステップアップとしても最適な内容となっています。
また後半では、主にメカ造形での活動を行っている高村 是州氏の“オリジナル2足歩行型ロボット”の作例を元に、本格的なメカモデリングをZModelerの応用テクニックを交え解説します。
そして最後に、他書ではあまり見られない出力後の“複製”手法を、ホビーからイベント衣装・造形物に長年携わってきた澤井 慶氏が解説します。
【著者について】
● ウチヤマ リュウタ
1981年4月14日生まれ。ゲーム制作会社に就職後ドットアニメーションから3Dモデル、キャラクターデザイン、アートディレクターなどを務め、2013年よりフリーランスとして独立後、個人創作をしながら、専門学校、大学でCGの講師を務める。2018年には個人創作作品「Daitairobot 」より「41式試作型‐シア‐Ver.As」が造形イベント「ワンダーフェスティバル」にて第34回ワンダーショウケースに選出され、同年『作って覚える! ZBrushフィギュア制作入門』を執筆。
Twitter:ウチヤマリュウタ@RRUU4
● 高村 是州
ManicsMania 主宰
服飾系大学で教鞭をとるかたわら、モビルスーツを服飾デザインと捉えたことから人型メカに関心を持ち、1998年よりイベント原型を手がける。
2014年にZBrushと出会い、現在はすべてZModelerを使いモデリングしている。
Twitter:ラゼ(raze)@manicsmania
● 澤井 慶
SeeKnack 主宰
イベント衣装、造形物のデザイン&製造。専門学校にて造形講座(アナログ&デジタル)をしながらホビー業界改革活動中。3Dプリンタ購入以降はZBrush造形を中心に活動。
Twitter:ミスターK@SeeKneck
【目次】
■Chapter1 基礎知識編
ZBrushの起動 / 操作画面 / 環境設定 / 基本操作 / ブラシの操作 /
視点操作 / マスク / ギズモ3D / ZModeler / サブツール
■Chapter2 初級編
プロジェクトの準備 /
作例メカ:ベースモデルの作成 / 耳パーツの作成 / 胴体パーツの作成 /
鼻パーツの作成 / ZModelerを使ったディテール作成 /
ブーリアンを使ったディテール作成 / 脚の作成 / 仕上げ / キットバッシュ
■Chapter3 中級編
プロジェクトの準備 / スポットライトモード / スナップショット3D /
ブラシでの形状作成・1 / デフォーマを使った形状作成 / ブラシでの形状作成・2
ZSphereを使ったリトポロジー / バランス調整と作り込み / カーブモード
■Chapter4 応用編
外装:ベースモデルの作成 / 内側の作成 /
内装:ベースモデルの作成 / パーツの作成 /
その他パーツの作成
■Chapter5 キャラクター&分割編
キャラクターの作成 / 後頭部のメカの作成 / ロングブーツの作成
体に沿ったメカモデルの作成 / IMMブラシの作成 / 靴・衣服の作成
パーツの分割 / 出力用データの作成
■Chapter6 メカキャラクター編
準備 / 腕 / 顔 / 胴体 / 肩 / 股間ブロック / ウエスト・アーマー / 脚 /
リュック・ブースター(バックパック) / ライフル(アンブレ・ライフル) /
盾(ヴァーキン・シールド) / ブーリアン / 完成 / 出力組み立て
■Chapter7 複製編
複製型の種類 / 型作り準備 / 粘土埋め / ゲート / シリコン流し /
裏面作業 / ゲート処理 / レジンキャスト流し / トラブルシューティング /
予備知識
■Chapter8 3Dプリント編
3Dプリントについて
■ギャラリー
書籍紹介ページ URL:
https://www.borndigital.co.jp/book/16169.html
Amazon URL:
https://www.amazon.co.jp/dp/4862464645
【会社概要】
株式会社ボーンデジタル
http://www.borndigital.co.jp/