フォントワークスからVRに特化したフォントパック「mojimo-VR」登場
画面上の固定位置に表示される一般的なゲームとは異なり,VRゲームでは酔い防止などのために文字を空間に配置することが多く,どのような角度から読まれるか予測がつけられないといった特性が存在する。mojimo-VRには,レンズの歪みなどの影響を受けにくく,どの角度でも視認性のよい文字が集められているという。
収録されているのは,UD角ゴ_ラージ EL,UD角ゴ_ラージ M,UD角ゴ_ラージ B,UD丸ゴ_ラージ M,UD丸ゴ_ラージ B,花風マーカー体 B,UD明朝 DB ニューシネマA D,キアロ B,カラット UBの10書体だ。これらのフォントの採用事例としては「初音ミク VRシューチャーライブ」「サマーレッスン」「ファイナルファンタジーXV」などがあるという。
mojimo-Gameと同様に,フォントファイル自体をゲームに組み込んで配布できるので,ゲームエンジンなどで使いやすいライセンスとなっている。読みやすい書体がそろっているので,VRゲームではない一般ゲームに使用するのもよいのではないだろうか。ライセンス料は1年間,1PCあたり4800円(税別)となっている。
mojimo-VR製品情報ページ
フォントサービス「mojimo」に、VRに特化したフォントパック 「mojimo-VR」を提供開始
フォントワークス株式会社(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長CEO:原田 愛、以下「フォントワークス」)は、特定の用途やシーン、利用者に最適な書体・価格でご提供する、新しいフォントサービス「mojimo(モジモ)」で、2019年10月16日(水)より、PlayStation VR専用ソフト『初音ミク VRフューチャーライブ』や『サマーレッスン』などの人気VR作品で使用され、VR/AR空間に適していると評判のフォントをパッケージングした、「mojimo-VR」を提供開始します。
「mojimo-VR」は、unityなどゲームエンジンでも使用可能でフォントの組込を許諾した、商用利用可能なフォントライセンスです。
■「VR/ARなどのxR空間で最適なフォントといえばこのフォント!」
「mojimo」は、フォントワークスが提案する、フォントの新しいサービスです。 「ちょうどいい文字を、ちょうどいい価格で」をコンセプトに、特定の用途ごとに最適な書体・最適な価格を実現しました。わかりやすい年間定額制プランで提供します。
VR空間において、どうしても発生してしまう、レンズのゆがみやライティング、エフェクトの影響による文字の視認性の低下といった課題をクリアしたのが、このmojimo-VRで収録されたフォントです。「どの角度から見ても視認性が良い書体」のUD角ゴ_ラージを含めた10書体を提供します。フォントファイルを組込んで使用するUnityなどのゲームエンジンでの開発も、追加費用なしで利用でき、またYouTubeなどの動画共有サイトでのご使用もOK!また、人気アニメやゲームなどで使用実績が豊富なフォントを収録しています。
■製品概要
製品名称 mojimo-VR
提供開始日 2019年10月16日(水)
提供物 10書体 / イラスト・アイコン
価格 4,800円(税別) / 1PC / 1年間
ライセンス 1PC1ライセンス
公式サイト https://mojimo.jp/vr/
■提供書体
UD角ゴ_ラージ EL UD角ゴ_ラージ M UD角ゴ_ラージ B
UD丸ゴ_ラージ M UD丸ゴ_ラージ B 花風マーカー体 B
UD明朝 DB ニューシネマA D キアロ B
カラット UB