SIGGRAPH ASIA 2021,東京で開催決定

※写真はSIGGRAPH ASIA 2018の模様
 ACM SIGGRAPHは,2021年度のSIGGRAPH ASIAの開催地が東京になることを発表した。SIGGRAPH ASIAは,コンピュータグラフィックスとインタラクティブ技術の学会SIGGRAPHのアジア版となる。関連した研究の講演と実際に体験できる展示コーナーなど含めた総合的なイベントとなっている。
 SIGGRAPH ASIA 2021は,2021年12月14日から17日にかけて行われる予定だ。場所は2018年のときと同じく東京国際フォーラムとなる。今回は,カンファレンスチェアとして,ポリゴンピクチュアズの塩田周三氏が就任したことが発表されている。
 なお,2019年のSIGGRAPH ASIAはオーストラリアのブリスベン,2020年は韓国のデグで開催される予定だ。

SIGGRAPH公式サイト

シーグラフアジア 2021(SIGGRAPH Asia 2021) 、再び東京にて開催

 ACM SIGGRAPH は 2019 年 9 月 18 日、シーグラフアジア 2021 (SIGGRAPH ASIA 2021)の開催都市を東京に決定したことを正式に発表しました。また、カンファレンスチェア(大会委員長)には、株式会社ポリゴンピクチュアズの代表取締役塩田周三氏が就任することが決定しました。塩田氏は、シーグラフ(SIGGRAPH)、シーグラフアジア(SIGGRAPH ASIA)の様々なイベントに長きにわたり携わり、コンピュータ・グラフィックス業界においても幅広くその功績が知られています。
 東京都及びローカルコミュニティの強力なサポートにより、再び日本での開催に至りましたが、シーグラフアジアが日本で開催されるのは、2009 年の横浜大会、2015 年の神戸大会、2018 年の東京大会に続き今回で 4 回目。また東京開催は今回で 2 回目となります。会場は再び、東京の中心に位置する最先端のコンベンションセンター東京国際フォーラム(TIF)です。
 新たに就任が決まったシーグラフアジア 2021 カンファレンスチェアの塩田周三氏は次のように述べています。「東京がシーグラフアジア 2021 の開催都市に選ばれたことにワクワクしています! 昨年の東京開催での素晴らしい実績により、確実にそのレベルと期待値は上がっています。シーグラフコミュニティによる素晴らしい提案や貢献と相まって、この都市が生み出すダイナミズムが参加者全員に新たな創造性とインスピレーションをもたらすと確信しています。」

シーグラフアジア 2021 カンファレンスチェアのご紹介
塩田 周三 株式会社 ポリゴンピクチュアズ代表取締役
上智大学法学部国際関係法学科卒業。1991 年 新日本製鐡株式會社入社。1997 年 株式会社ドリーム・ピクチュアズ・スタジオ立ち上げに参画。1999 年ポリゴンピクチュアズに移籍。2003 年 代表取締役に就任し、海外マーケット開拓に注力。以来、同社はアジアで最高のデジタルアニメーションスタジオとして急成長し、世界中で数々の賞を受賞。2008年には、米アニメーション専門誌「Animation Magazine」が選ぶ「25 Toon Titans of Asia」の一人に選出。複数のエミー賞受賞歴。Audi Wired Innovation Award 2016 を受賞。また、Prix Ars Electronica(オーストリアにて開催) 、Annecy、Digicon6 など、他の多くの映画祭でも審査員を務める。2015 年の TED x Kyoto 等、世界中で講演を行う。趣味はバンド活動、ボーカルを担当。

シーグラフアジアとは
シーグラフアジア(SIGGRAPH ASIA)は、コンピュータ科学分野の国際学会(ACM: Association of ComputingMachinery)の分科会「SIGGRAPH」が毎年冬にアジアで主催する、コンピュータ・グラフィックスとインタラクティブ技術の研究発表・展示を行う国際会議。1947 年に設立された ACM は、世界のコンピューティングエデュケーター、研究者、専門家を結集させ、対話を促し、リソースを共有し、フィールドチャレンジに対処する学会。 2008 年より、ACM SIGGRAPH は、アジア地域にてシーグラフアジア(SIGGRAPH Asia)を開催。アジア各都市にて毎年開催されており、世界中の何千人ものコンピュータ・グラフィックプロフェッショナルが参加する国際学術会議。

2019 年の開催情報: 会期:11 月 17 日〜20 日 開催地:オーストラリア・ブリスベン詳細は下記をご参照ください。
ウェブサイト: http://sa2019.siggraph.org
Facebook、Twitter、Instagram、 YouTube でも情報公開中です。
※ハッシュタグ #SIGGRAPHAsia および #SIGGRAPHAsia2019

ACM SIGGRAPH について
コンピュータ科学分野の国際学会(ACM: Association of Computing Machinery)。主な会員は研究者、開発者はじめ、世界中からの技術者、教育者、学生、ビジネス関係者から構成されている。

詳細はこちらをご参照ください。 www.siggraph.org

ケルンメッセについて
ケルンメッセは毎年約 80 の見本市、2000 件以上のコングレスを主催・運営。また、主催する見本市は 25 の産業界で世界トップの規模と実力を誇る見本市会社。ケルンメッセ主催のドイツにおける見本市には、ドイツ以外の国々から 6 割の出展者と 4 割にもなる来場者が訪れ、各業界の流通可能な商品カテゴリーの約 90%を網羅している。主な専門見本市としては国際家具見本市 imm Cologne、アヌーガ(Anuga)世界食品メッセ、世界最大級のモーターサイクルショーインターモト(intermot)、 イメージング産業に特化した Photokina、 コンピュータゲームの専門見本市Gamescom などがある。
ケルンメッセは SIGGRAPH Asia を過去 11 年にわたりイベントオーガナイザーとして運営に携わってきた。

企業情報の詳細は下記をご参照ください。
https://www.koelnmesse.com.sg (英語)
https://www.koelnmesse.jp (日本語)

シーグラフアジア 2020 東京
会期:2021 年 12 月 14 日〜17 日(4 日間)
会場:東京国際フォーラム
予定参加者数:約 10,000 名(うち海外より約 2,400 名)
主催:SIGGRAPH ASIA
概要:コンピュータ・グラフィックス及びインタラクティブ技術に関する研究成果を情報共有する国際学術会議。アジア各都市にて毎年開催されており、日本での開催は 2009 年の横浜大会、2015 年の神戸大会、2018 年の東京大会に続き今回で 4 回目。
お問合せ先:
(英語)Jamie Huang, Koelnmesse Pte Ltd jamie.huang@siggraph.org
(日本語)シーグラフアジア日本事務局(ケルンメッセ株式会社内) kmjpn@koelnmesse.jp 03-5793-7770