Nintendo Laboは学校に向かう

Institute of Playのプログラムで100校にカリキュラムに組み込むKitが届けられる。

 任天堂は非営利団体のInstitute of Play(遊戯研究所)と共同で,Nintendo Laboシステムを間違いなく最適な場所へもたらすことを発表した(関連英文記事)。この新しいプログラムはLaboを使ったカリキュラムを今年度中に100の教室に組み込むものとなる。

 2年生から4年生の生徒が小さなチームに分かれてさまざまなLaboプロジェクトを組み立てることになる。これらは基本的なSTEAM(※Science,Technology,Engineering,Arts,Mathematicsの略)のコンセプトやコミュニケーション,創造性,批判的思考,そして問題解決にフォーカスしたものとなる。

 教師と管理者はInstitute of PlayのWebサイトからこのプログラムへの参加申し込みが可能だ。選ばれた学校は任天堂と研究所からの案内が届けられる。これには専門のカリキュラム制作者によって作られた教師用のガイドも含まれ,これは今年後半に誰でも無料で使えるように公開される模様だ。

 Institute of Playは米国の都市部,郊外,農村地帯にわたって多彩なグループを選ぼうとしている。すでにSTEAM教育に力を入れている学校が優先される可能性はある。

※本記事はGamesIndustry.bizとのライセンス契約のもとで翻訳されています(元記事はこちら