ソニー,PlayStation 5を確認(しかしPlayStation 5とは呼ばれていなかった)

CEO吉田兼一郎氏は「次世代機が必要だ」と語った。

 ソニーは避けられないものを認めた。PlayStation 5の存在だ。

 同社による初のPlayStation 4後継機に関する言及はFinancial TimesでのCEO吉田憲一郎氏のインタビューで現れた(参考URL)。

 吉田氏はPlayStation 5とは(PlayStationとさえ)呼ばなかったものの,ブランドの強みからして名前はほぼ確定だろう。

 氏の実際のコメントでは,後継機が投入されるまでどれくらいかかるのかはまったく示されていないものの,PlayStation 4の寿命が終わりつつあることが示唆されていた。

 「この点で我々が申し上げることができるのは,次世代のハードウェアが必要だということです」とだけ吉田氏は語り,その詳細については語らなかった。

 この必要性の一部は,間違いなく,E2 2018期間中にPhil Spencer氏がXboxがすでに複数の次世代ゲーム機に取り組んでいることを発表していることから生じているものだろう(関連英文記事)。

 昨日,MicrosoftはゲームストリーミングサービスProject xCloudを発表しており,次世代Xboxの少なくとも1つにはストリーミングが不可欠であろうという憶測を呼んでいる(関連英文記事)。

 ソニーはすでにPlayStation Nowで自社のストリーミングサービスを運用している。しかしこれが次世代機でどんな役割をするのかを示すものはなにもない。接続性の悪さで市場でのハードウェア販売の展望を切り捨てることになるため,これがPlayStation 5の主要機能になる可能性は低い。PS2,PS3では先進国で新機種への移行が進んだあとでも,ソニーは歴史的に新興市場で健闘していた。

 Financial Timesは,ソニーの計画を知ったうえで,新デバイスは「PS4を大きな出発点とし,基本的なアーキテクチャは似たものとなるだろう」としている。

 Ibbotson Associates JapanのアナリストKazunori Ito氏は「ソニーは成功したPS4プラットフォームをできるだけ長く使いたいと思っているでしょう」と加えている。

 確かに,PS4から移行する差し迫った必要性はない。同機は毎月世界中で最も売れたゲーム機のひとつであり続けており,2013年の登場以来,総売り上げ台数は8000万台を超えている。

 同様に,プラットフォームホルダーはいまだ登場予定のエクスクルーシブなファーストパーティタイトルをいくつか約束している。それには来年予定のDays Goneや絶賛を浴びたThe Last of Usの後継作,そしてMedia Moleculeの野心作Dreamsが含まれている。

 とはいえ,PlayStation 4の発表は底を突いている。ソニーは毎年恒例のPlayStation Experience発表会をキャンセルしており,Sony Worldwide StudiosのチェアマンであるShawn Layden氏は,同社はこのようなイベントの開催を保証するには「不十分」なものしかないと語り,新作ゲームの発表が新機種の登場まで少なくなるだろうと示唆している。

※本記事はGamesIndustry.bizとのライセンス契約のもとで翻訳されています(元記事はこちら)