レビューツール「Brushup」が3Dレビューに正式対応
この機能では,3D制作で多用されるAutodeskのMayaで作成された3DモデルをWebブラウザ上で表示し,その表示画面に対して直接レビューを書き込めるような機能が提供される。表示はかなり軽く,ワイヤーフレーム表示や法線などの情報に切り替えて表示することもできる。
表示してグルグル回し,手描きで「ここをこんな風に」といった指示を出すことができる。モデリングデータだけでなくアニメーションについても手軽にレビューできるものとなっている。
以前の記事でBrushupを紹介したときにも3Dレビュー機能について触れていたのだが,あの時点ではまだ正式版というわけではなかった。それがようやく正式公開となった形だ。
従来,Mayaのデータを3DCGツールのない環境でレビューできるようにするには複数の画像や動画ファイルを作成して送付する必要があった。この機能であればWebブラウザだけで確認できるので,キャラクターの版権チェックなどには適したツールと言えるだろう。
Brushup公式サイト
レビューツール「Brushup」、3Dレビューをリリース
ゲーム業界で圧倒的なシェアを占める Maya に対応
株式会社 Brushup(本社:大阪市、代表取締役:水谷好孝)は、レビューツール「Brushup」の3Dレビューをリリースしたことをお知らせします。
■ ウェブブラウザ上で 3DCG を確認し、場所を示してコメント
ゲーム業界の 3D 制作ソフトで国内外で圧倒的なシェアを占めるオートデスク社の Maya 。Maya を所有していない人が 、Maya で制作された3Dコンピュータグラフィックス(以下、3DCG)を確認する場合、イメージをキャプチャしたものを確認するか、Maya がインストールされている端末のところまで行って確認するしかありませんでした。
法線マップやワイヤーフレームなど表示の切り替えができます
今回のリリースで、Maya を所有していない人もウェブブラウザ上で 3DCGを確認できます。マウス操作のみで、3D回転、拡大縮小、アニメーション、ライティング、シェーダー、マテリアルなど、さまざまな切り替えが可能。3DCG 制作の知識がなくてもストレスなくご利用いただけます。
また 3DCG に場所を示してコメントができるため、テキストだけのフィードバックに比べ、格段に相手に伝わります。そのため、3DCG の制作現場の生産性向上に大きく貢献します。
テクスチャやアニメーションへのレビューもできます
■Brushupについて
Brushup は、ブラウザ上で、イラスト、写真、動画、ドキュメントに手描きの描き込みやコメントができるレビューツールです。業種を問わず、イラスト制作、ウェブ制作、動画制作など、さまざまなデジタルコンテンツの制作現場で利用されており、導入企業数は 2,800社を突破しました。
メールやチャットアプリなどによるファイルのやりとりは「ファイルのダウンロードに時間がかかる」「受け取ったファイルに対応したソフトを持っていなくて開けない」「ここをこう直して欲しいといったフィードバックが手間」などの課題がありました。Brushup ではそれらの課題を解決します。これによりメールの量が 10分の1 になった、繁忙期の1日の残業時間が4〜5時間減った、売上が 2割上がったという効果が確認されています。
記載されているロゴ、システム名、製品名は各社および商標権者の登録商標あるいは商標です。
プレスリリースに掲載されている情報は、リリース日現在の情報です。その後、予告なしに変更される場合がございますが、予めご了承ください。
※) Maya は、株式会社オートデスクの登録商標です。 ※ ) その他の登録商標及び商標は、所有者に権利が帰属します。
株式会社Brushup(英語表記 Brushup Inc.)
https://www.brushup-inc.com/