任天堂の新しいセキュリティ対策はSwitchでのデジタル海賊行為を「完全に防止」する

プラットフォームホルダーはパッチ不可能なハードウェア脆弱性の公開に続いて,海賊版ゲームを使ったゲームを永久に追放する。

 任天堂は,正規に購入されたゲームのデジタルコピーかどうかを「完璧に検出する」とされる新たな海賊版対策を実装した。

 新しい対策は,Nintendo Switchに残されたパッチ不可能なハードウェア脆弱性が感染に公開され,潜在的セキュリティの悪夢に見舞われてから数か月後に登場した(関連記事)。

 しかしながら,任天堂は現在違法ダウンロードを取り締まっており,海賊版ソフトを使用したユーザーはNintendo Networkから恒久的に追放される。

 任天堂の新しいセキュリティ対策の詳細を提供したRedditユーザーのSciresM氏は(参考URL),ゲーム機が追放されかねないのでゲームの海賊行為はしないよう人々に呼びかけている。

 「任天堂は,接続されたユーザーが任天堂認定ゲームカードからの正しいゲームのデータを持っているかどうかを検出できます」とSciresM氏は説明する。「これは3DS時代のゲームカードヘッダデータがゲーム間で共有される問題を解決しています」

 「加えて,アップロードされる証明書には,まだ大量の(暗号化された)未知のデータがあります。― ゴールドポイントが換金されると証明書はNintendoアカウントにリンクされます。証明書の共有は任天堂から完全に検出可能です」

 「ダウンロードゲームの場合は,任天堂は実際に完璧にオンラインの海賊行為を防いでいます。チケットは偽造できません。任天堂はチケットのデバイスIDがクライアント証明書の接続のデバイスIDと一致するかを検証できまます(一致しない場合は破棄)。それと同様にチケットのアカウントIDはログ印字に認証されたNintendoアカウントと一致するかも検証できます。

 「ゲームに海賊行為を行ったと定義されたユーザーは,彼らのゲーム機でちゃんと署名されたチケットを持つことができません。したがって直ちに追放されなくてもオンラインに接続できません。―これはまさに私が彼らの立場であったらダウンロードゲームの認証で実装するであろう手法そのものです」

※本記事はGamesIndustry.bizとのライセンス契約のもとで翻訳されています(元記事はこちら