2017年の最高収益は? モバイルパブリッシャはSupercell,アプリはモンスターストライク
モバイル情報会社ApptopiaがGamesIndustry.bizにもたらしたデータによると,Supercellは2017年に世界で最も高い収益を上げたパブリッシャだった。
同様に日本のソーシャルネットワークサービスMixiが開発したモンスターストライクは最も収益を上げたアプリであり,Honor of Kings(王者栄耀),Fate/Grand Order,Pokemon GO,そしてClash Royaleが続いている。
最近Arena of Valorの名で南北アメリカにやってくるまでは中国でしかサービスされていなかったにもかかわらず,収益上位アプリの中にTencentのHonor of Kingsが入っているのは注目すべきだろう。
興味深いことに,2017年の収益上位アプリは,パブリッシャで収益上位トップ5の結果をなぞっているわけではない。Supercell(Clash Royale)とNiantic(Pokemon GO)が見えるだけだ。Sepercellは今年収益トップの座を獲得した。King,Electronic Arts,Machine Zone,そしてNianticが続いている。
一つのパブリッシャからリリースされているタイトル本数を見るとさらに大きな格差がある。Big Fish Gamesがリストのトップであり,驚くべきことに129タイトルをリリースしている。大きく離れて,Oceanhouse Mediaが49本,Ketchappが43本と続いている。Voodooは40本,そしてカプコンとバンダイナムコが共に38本となっている。
競争に沸くポートフォリオを提供しているにもかかわらず,これらのデベロッパのどこもアプリ収益,パプリッシャ収益,全世界ダウンロード数のいずれのトップ5にも入っていない。
Electronic Artsは2017年に最も多いダウンロード数をあげた会社だ。Supercell,King,Zynga,そしてPlayrixが続いている。
Apptopiaは正確な収益やダウンロード数を提供していないが,GamesIndustry.bizでは,今週さらなる考察をYear in Numbersのインフォグラフレターでお届けする予定だ。
※本記事はGamesIndustry.bizとのライセンス契約のもとで翻訳されています(元記事はこちら)