プラットフォームホルダーは，ゼルダの伝説 トワイライトプリンセスとNew スーパーマリオブラザーズ Wiiの中国限定の再発売で収益性の高い市場で存在感を強める。

　任天堂はNVIDIAと共同で多くのWiiとゲームキューブ用のタイトルを（※中国に）初めて持ち込んだ。

　このニュースは，任天堂のゲームがNVIDIA Shield上でプレイされている動画を投稿した業界アナリストDaniel Ahmad氏によってもたらされた（参考URL）。

　1月を振り返ると，Ahmad氏は任天堂のタイトルが同プラットフォームで中国にもたらされる可能性を強調していた（参考URL）。

「ここに中国でのNVIDIA Shieldの公式トレイラーがあります」? Daniel Ahmad (@ZhugeEX)

　NVIDIA Shieldは中国市場で本日発売され，New スーパーマリオブラザーズ Wii，ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス，Punch-Outなどが提供される。ハードウェア価格は226ドルで，それぞれのリマスター版は10ドルだ。

　これは二つの点で重要だ。まず，ゼルダCDiシリーズと任天堂が最近進出しているスマートフォンを除いて，同社が任天堂IPをほかのプラットフォームに持ち出すのは珍しい。

　任天堂は通常，IPを手厚く保護しているが，このような制御の放棄は来るべきものを示しているのかもしれない。

　次に，中国ではMOBA，FPSでの競争は激しく，またモバイルゲームは市場の幅広い世代にわたって受け入れられている。しかし，伝統的な家庭向けコンソールゲームは比較的手付かずで残されていた。

　どんなに豊かな市場が残されていることだろうか。誰かが独占できるとしたら，それは任天堂だろう。