任天堂「ミニスーファミをプレミア価格で買ってはいけない」
任天堂はSwitchの年末需要に対応できる能力があるか不安視されている(関連英文記事)。しかし,レトロゲーム機クラシックミニ スーパーファミコン(Super NES Classic Edition)の発売についてはかなり自信を持っているようだ。
Financial Timesによると(参考URL),Nintendo of AmericaのプレジデントであるReggie Fils-Aime氏は,先週ロスアンゼルスで開催されたVarietyによるEntertainment and Technology Summit 2017での議題で同社のミニスーファミの生産は,供給がきつく制限されていた昨年のミニファミコンから「劇的に増大」したと語っている。多くのユーザーが同製品の予約に難儀しているものの(関連英文記事),Fils-Aime氏はそれは供給側の問題ではなく,同社の制御を超えたところにある問題のためだと語った。
「私は,オークションサイトでミニスーファミに余分なお金を払わないことを強くお勧めします」とFils-Aime氏は語る。「79.99ドル以上を支払うべきではありません」
Fils-Aime氏は昨年のミニファミコンの問題についても言及したが,同社は他社による同種のレトロゲーム機の実績をもとにし,さらに任天堂が同時期に市場に出していたほかの製品,3DSから注目を奪わないようにという願いから意図的に生産を絞っていたという。
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