新しいソフトウェアはユーザーにモーションコントロールを使ったタイトル作成を可能にする。

　Fuze Technologiesは同社の教育用プログラミングツール「Fuze Code Studio」をNintendo Switchに移植することを発表した。

　同社はすでにBASIC言語をWindowsとRaspberry Pi用に開発している。これらはイギリスとヨーロッパで数百の学校で使われており，プログラムを学ぶことで子供たちに与えられた可能性を探索することを推奨している。いま，Fuzeはその体験を家庭に持ち込もうとしている。

Fuze Code Studioは6歳くらいの子供たちにプログラムの基礎を教え，Nintendo Switchで彼ら自身のゲームを作らせる。できあがったゲームは，友達や家族と一緒にプレイすることもできる。

　このツールは，「現在ほとんどの小学校で使われているビジュアルコーティングツールと現実の世界で使われるPython，Java，C＋＋/＃など」との間の完全な飛び石になるように位置づけられている。

　Fuze Code Studioの公式サイトでは，単なる基本的なプログラミングだけでなく，実際にNintendo Switchのユニークな機能にアクセスしている様子が示されている。加えて，2D/3Dゲームを作ることで，ユーザーはJoy-Conのセンサーやモーションコントロールを使ったタイトルのプログラムの仕方を学ぶこともできる。Fuze Code StudioはUSBキーボードと互換性があり，コード作成を容易にしている。

　ダウンロードするか自分で作成するかといったオプションで，グラフィックスとオーディオパックも利用可能になる模様だ。ゲーム内で使えるロイヤリティフリーの素材を提供するために，同社は現在アーティストを募集中だ。

　現在のところFuze Code Studioは2018年第2四半期にリリースされる予定だ。