北米の流通業者の従業員たちは，近日発売予定の任天堂製ゲーム機窃盗の容疑で取り調べられている。

　任天堂はいくつかのSwitch製品が盗まれ，そのうちの1台は善意の消費者に販売されていたことを確認した。
　報告によると，ゲーム機は，先週YouTubeに開封ビデオが公開されたときに姿を現した。おまけにSwitchのセットアップメニューとユーザーインタフェースを示す別のビデオも公開されていた。NeoGAFユーザーのHiphoptherobot氏によってアップロードされた手紙で，氏はこのゲーム機は善意の小売業者から早期に入手したものだと主張している。

　しかし，任天堂から流出したその製品（および不特定数のもの）が流通パートナーから盗まれ違法に売られたものだというのは嘘だと証明されている。
　「今週早々，複数の個人が詳細不明の小売店から何台かのNintendo Switchを早期購入したという主張しました」IGNのスポークスマンは語った。「任天堂は，それらの製品が北米の流通業者の従業員たちによって盗まれたというめったにない事件を突き止めている。そのうち1台のシステムが違法に転売されたのだ。

　「解雇された人物の関与が確認されており，犯罪容疑で地元警察当局による操作が行われています」

　NeoGAFに登校したHiphoptherobot氏はすでにゲーム機を任天堂に返却しており，“個人的に問題はない”ことが確認されたとVG247は伝えている。

　Nintendo Switchは3月3日の全世界発売日まで販売されない。家庭用と携帯用のハイブリッド機であるSwitchについては，ローンチタイトルのラインナップの弱さから評価が分かれている。しかし，日本では初日出荷分の80％以上がすでに予約で埋まっていることも報告されている。

　悲しいことに，ゲーム機が盗まれるというのは過去になかったことではない。昨年夏には，英国ソニーが発表前のPS4 Slimを探して購入できたという問題に直面していた。