IGDA日本,次代を担う子供たちのための「SIG-for NextGeneratio」発足
SIG-for NextGeneration発足 | |||
配信元 | IGDA日本 | 配信日 | 2016/06/20 |
<以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています>
デジタルからくり装置づくりワークショップ開催
ならびにSIG-for NextGeneration発足のお知らせ
ならびにSIG-for NextGeneration発足のお知らせ
NPO法人国際ゲーム開発者協会日本(IGDA日本)はこれまで「東北ITコンセプト福島GameJam」「職業実践専門課程を通じた職業教育・人材育成協力」「CEDEC&東京ゲームショウ スカラーシップ」などを通して、ゲーム業界の次世代を担う学生を対象とした人材育成を行って参りました。
またプロとアマチュアの交流を促進するための部門として「Student TaskForce」を発足し、活動して参りました。この度、人材育成活動の強化を目的として「Student-TaskForce」を発展解消し、新たに「SIG-for NextGeneration (SIG-4NG)」を発足いたしました。
また、人材育成活動の一環として、公益財団法人中山隼雄科学技術文化財団からの助成をうけ、小学校高学年から中学生を対象とした「デジタルからくり装置づくりワークショップ」を実施する運びとなりました。本ワークショップは当法人がこれまで「東北ITコンセプト福島GameJam」の併設イベントとして小学生を対象に実施してきた「お絵かきワークショップ」などの知見をもとに実施するものです。
「デジタルからくり装置づくりワークショップ」は、子ども達にゲーム開発の基礎となる仮想空間内でのインタラクションの楽しさや、エンタテインメント・ソフトウェアの制作を手軽に体験していただくための取り組みです。ゲームエンジンを活用し、体験者が講師の指導のもとに自ら「デジタルからくり装置」を制作することで、PCやツールの基本的な操作から、仮想空間におけるオブジェクトの配置、さらには他人を楽しませるコンテンツ作りまでを、数時間程度のワークショップで学びます。
第一回目は福島県郡山市の学童クラブ「まなそび海賊団」(福島県郡山市並木5-2-1)で7月2日(土)に開催いたします(まなそび海賊団の母体となる「まなそびプレックス」は、東北ITコンセプト福島GameJam2014の開催会場でもあります)。当法人ではこれを皮切りに年に3-4回程度、各地で開催する予定です。財団からの助成期間は3年間で、検証期間の位置づけとなる初年度からはじめ、順次開催してまいります。次年度以降は公共施設・地域コーディネーター・NPO団体など関連組織・団体と連携をとりつつ、全国で開催して参ります。
◆デジタルからくり装置づくりワークショップ 第一回 開催概要
日 時 2016年7月2日(土) 午前9時~正午(希望者多数の場合は午後の部も実施)
会 場 まなそび海賊団(福島県郡山市並木5-2-1)
( http://mspirates.tumblr.com/ )
対 象 小学5年生~中学3年生まで 10名
費 用 無償
主 催 特別非営利活動法人 国際ゲーム開発者協会日本(IGDA日本)
助 成 公益財団法人 中山隼雄科学技術文化財団
機材協賛 株式会社サードウェーブデジノス
◆SIG-for NextGeneration(SIG-4NG)について (旧:Student TaskForce)
ミッション:ゲーム開発者が、次世代を担う若者・子供たちに対して、ゲームタイトルの提供以外にできることを考え、実践する。プロのゲーム開発者との交流、ゲーム業界を支える人材の育成、ゲーム開発を通じたモノづくりや協働の体験提供などを通じ、ゲーム開発者の知見を、未来の社会に還元する。
正世話人:長久勝(株式会社アトミテック)
副世話人:湊和久(ユービーアイソフト株式会社)
尾形美幸(編集者・ライター・東洋美術学校非常勤講師)
主な活動内容:
デジタルからくり装置づくりワークショップ
CEDEC&東京ゲームショウスカラーシップ
職業実践専門課程を通じた職業教育・人材育成協力 など
◆職業実践専門課程を通じた職業教育・人材育成協力について
NPO法人国際ゲーム開発者協会日本(IGDA日本)は、文部科学省の告示により施行される「職業実践専門課程」にもとづき、ゲーム開発分野の職業教育・人材育成を実施する専修(専門)学校に設置される教育課程編成委員に理事を派遣しており、2015年度は全国6校(7学科)に派遣いたしました。
「職業実践専門課程」とは、文部科学省が平成25年(2013年)8月30日に「専修学校の専門課程における職業実践専門課程の認定に関する規程(平成25年文部科学大臣告示第133号)」として公布・施行したもので、組織的な実践教育に取り組んでいる学校に対して文部大臣が認定を行い、その取組を奨励するものです。本認定の取得にあたっては、各業界団体、職能団体、学術機関等の有識者が参画した教育課程編成委員会を設置して実践的なカリキュラム編成に取り組むことが求められており、専修(専門)学校とゲーム産業の諸団体との間に新たな連携が生まれつつあります。
2016年度はゲームジャーナリストの小野憲史(理事長)、岡山理科大学でゲーム開発者教育研究に取り組んでいる山根信二(理事)および「福島GameJam」による人材育成に取り組んでいる中林寿文(副理事長)を以下の6校(6学科・1分野)に派遣予定です。
1. 学校法人菅原学園 専門学校デジタルアーツ仙台(宮城県仙台市)
ゲームクリエイター科 教育課程編成委員/学校関係者評価委員(中林)
2. 学校法人新潟高度情報学園 新潟高度情報専門学校(新潟県新潟市)
ゲーム開発専門科/ゲーム開発技術科 教育課程編成委員(山根)
3. 学校法人新潟総合学院 国際アート&デザイン専門学校(福島県郡山市)
CGアニメーション科 教育課程編成委員(中林)
4. 学校法人新潟総合学院 専門学校国際情報工科大学校(福島県郡山市)
ゲームソフト開発科 教育課程編成委員および学校関係者評価委員(中林)
5. 学校法人日本教育財団 HAL東京(東京都新宿区)
教育課程編成委員会 ゲーム分野委員(小野)
6. 学校法人情報文化学園 アーツカレッジヨコハマ(神奈川県横浜市)
ゲームクリエイター学科 教育課程編成委員(中林)
(所在地北から)