NPD調べ「DARK SOULS 3」が4月の北米トップセラーに

ハードウェアセールスは4160万ドル,ソフトエアは5280万ドルが対前年比で減少。

 4月に集計されたNPD(北米の調査会社)のデータが公開され,「DARK SOULS III」が同月最大のヒット作になったことが明らかにされた。ソフトウェア全般の売り上げは,対前年比で15%の減少になっている。

 「ハードウェア,パッケージソフト,そしてアクセサリーのセールスを含めた2016年4月期の全体的なトレンドは,2015年4月期と比べて15%にあたる8850万ドルの減少となり,アクセサリが590万ドルの増加になったものの,ハードウェアは4160万ドル,ソフトウェアは5280万ドルの減少となり,その下降を止めることはできなかった」と,NPD GroupのLiam Callahan氏はコメントしている。

 ハードウェアは2015年の同月と比べて23%の減少となり,その大多数は家庭用ゲーム機販売の19%(3040万ドル)が理由となっている。

 Callahan氏の解説によると,「前年と比べると,第8世代の家庭用ゲーム機向けのドル消費が15%減少し,第7世代は70%の減少に達している。携帯ゲーム機は同じく1130万ドルの減少になっているものの,Xbox OneとPlayStation 4は,第7世代のゲーム機に比較した30か月間のセールス総計は,40%も高くなっているというのは認識しておくべきだ」とのこと。

 ソフトウェアのセールスは,前年同期に比べて「Mortal Kombat X」のような大きなヒット作がなかったのが健闘できなかった理由だ。非常に良好なのローンチだった「Mortal Kombat X」は,その1本だけで2015年4月期の18%もの売り上げを占めていたのだ。

 Callahan氏は,「2016年3月期のセールスは対前年比でのセールスを押し上げていたが,それが16%も下がってしまうのは意外であったとも言える」と述べている。

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