2016年第1四半期にインストールされたUnity製ゲームの31%は中国で

 アメリカでのUnityゲームは,42億インストールのうち遠く離れた11%のシェアとなる。

 2016年第1四半期に「Unity」で開発されたゲームは42億インストールに達し,国別では中国がその3分の1近くにも及んだ。

 Unity Technologiesの最新レポート(関連URL)によると,同社のゲームエンジンで開発されたゲームのインストールベースは2015年四半期よりも30%ほど増加した。その42億インストールは17億種のデバイスによって行われ,ゲームタイトル数は22万作に及んだという。

 これらの数値は非常に大きいものだが,このUnityのレポートでも最も驚くべきは,同社のグローバルビジネスで中国がどれほど重要性を増しているかということだ。42億のうち31%,つまり13億インストールほどが中国市場のゲーマーたちによって行われている。インストールベースで2番めに大きな北米市場は11%でしかなく,5位までの国を合計しても中国には適わない。

 中国は二つのモバイル向けオペレーションシステムで均等のインストールベースを維持しており,iOSでは32%,Androidで30.7%となっている。しかし全体的にはUnityゲーム市場でAndroidが最も人気のあるオペレーションシステムで,世界全体の81%がAndroidとなっている。


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