Autodesk,「3ds Max 2017」「Maya 2016 Extension 2 」を発表

Autodesk Maya 2016 Extension 2/Autodesk 3ds Max 2017
配信元 ダイキンCOMTEC 配信日 2016/04/22

<以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています>

オートデスク社、3ds Max 2017とMaya 2016 Extension 2を発表

 オートデスク社は、米国ラスベガスで開催されている NAB Show 2016 で、ビジュアルエフェクト(VFX)、ポストプロダクション、3D アニメーション ソフトウェアの各最新バージョン「Autodesk Maya 2016 Extension 2」「Autodesk 3ds Max 2017」を発表しました。

●Autodesk Maya 2016 Extension 2 モーション グラフィックスやさまざまな機能の強化
 高性能な「Maya 2016」をさらに発展させた「Extension 2」では、3D モーション グラフィックスのための新機能、新しいレンダリング ワークフロー、そしてキャラクターをこれまでよりも高速かつ簡単に作成・描画できる新しいツールが加わりました。
新しいモーション グラフィックス ツールプロシージャやノードをベースとした 3D デザイン ワークフローを「Maya」に組み込みました。強力なモーション グラフィックス ツールを「Maya」のクリエイティブ ツールと組み合わせることにより、先進的な UI、表現力豊かなテキスト、有機的なアニメーションの効果など、洗練された独自の 3D モーション グラフィックスを簡単に作成できるようになりました。レンダリング マネジメントの機能強化シーンをレンダリング レイヤーに振り分ける作業がより簡単かつ高速になり、優れたコントロールが可能になります。キャラクター作成ワークフロー高速な作業を支援するリグの新機能ツールとシェイプ オーサリングの機能強化により、キャラクターの作成、リギング、およびアニメーション関連に必要な作業時間の短縮を支援します。この他、次の機能を強化しました。ポリモデリングとシンメトリ強化の継続、UV 編集、アニメーションのパフォーマンス、リギング、Bifrost ワークフローの改善、XGen の改良、コンテンツ ブラウザ、Bifrost のディープアダプティブ流体シミュレーションと高精度の粘性、および XGen ヘアカード。

Autodesk Maya 2016 Extension 2詳細情報


●Autodesk 3ds Max 2017 クリエイティビティと効率性を強化
 クリエイティブな作業に多くの時間を割くことができるよう、「Autodesk 3ds Max 2017」には新しいルックスに加え、モデリング、アニメーション、レンダリングに以下の強化を加えています。
 高解像度ディスプレイをサポートする新しい UI「3ds Max」を最適な状態で利用できるモニターやノート PC の種類を拡大させ、Windows ディスプレイ スケーリングを正しく適用します。Autodesk Raytracer Renderer(ART)フォトリアルな画像やビデオの作成を可能にする、高速な物理ベースのレンダラーを新規に搭載しました。3ds Max アセットライブラリアセットを検索し、それをシーンにドラッグ & ドロップするだけでモデル ライブラリを簡単に利用することができます。Autodesk App Store(https://apps.autodesk.com/)から提供します。その他の機能強化高速で作成できるモデリング機能、UV マッピング、オブジェクト ツール、アニメーションの生産性に関する強化、レンダラーから他のレンダラーまたはリアルタイム エンジンに移るためのシーン コンバーター、さらには改良された Python/.NET ツールセットによるパイプラインの緊密な統合を実現しています。

Autodesk Raytracer Renderer (ART)

Autodesk 3ds Max 2017詳細情報


■「Max Man & Maya Man」スペシャル ムービー公開

 オートデスク社では、若い世代に向けて、よりアクセスしやすくなった 3D アニメーションソフトウェアである Autodesk 3ds Max および Autodesk Maya のスペシャル ムービーを 4 月 19 日(火)から公開します。本ムービーは、東京と仙台、ロンドンに拠点を置く、ビジュアル デザインスタジオのワウ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:高橋裕士)が両ソフトウェアで制作しました。今後、以下に記すオートデスクの CG、映像に関する情報発信サイト 「AREA JAPAN」内のスペシャルサイトにおいて、ムービー内に登場する 3D メカキャラクターの「Max man」と「Maya man」の 3D データをダウンロードできるようにして、プロが使用するソフトウェアを体験することができます。また、3D プリント用のデータも用意しますので、気軽に 3D モデリングにチャレンジできます。(データ提供は 4 月下旬以降を予定)


「Max Man & Maya Man」スペシャルWebサイト

ダイキンCOMTEC公式サイト