デジタルハーツが「VRコンテンツ専属デバッグチーム」を結成

VRコンテンツ専属デバッグチーム
配信元 ハーツユナイテッドグループ 配信日 2016/04/20

<以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています>


デジタルハーツ、 VR コンテンツ専属デバッグチームを結成
〜VR 関連デバッグサービスの提供体制を強化〜

 株式会社ハーツユナイテッドグループ(本社所在地:東京都港区、代表取締役社長 CEO:宮澤 栄一、東証第一部:証券コード 3676)の子会社である株式会社デジタルハーツ(本社所在地:東京都新宿区、代表取締役社長CEO: 山本 純、以下、 「デジタルハーツ」 )はこの度、 今後さらなる増加が見込まれるバーチャルリアリティ(以下、「VR」)関連のデバッグサービスの提供体制を強化するため、 VR コンテンツ専属デバッグチームを結成いたしますので、お知らせいたします。
 デジタルハーツは、主にコンシューマゲーム・モバイルコンテンツ・アミューズメント機器を対象に、ユーザー目線による動作テストを通じて不具合を検出・報告するデバッグサービスを提供することで、顧客企業における高品質な製品開発を支援しています。
昨今、 VR(仮想現実)技術の実用化が加速しており、 航空、医療などの専門的な分野に加え、 ゲーム、映画、観光など人々の生活に身近な分野においても活用が進んでおり、その市場規模は、 2020 年には8兆円を超える規模にまで成長すると予測(※)されております。
 特にゲーム業界においては、相次いで VR ヘッドマウントディスプレイが製品化され、 平成 28 年 10 月には「PlayStation潤・VR」の発売も予定されており、年内で 50 以上のタイトルを発売予定であることから、 その VR コンテンツの開発にも期待が寄せられております。
 このような状況のもと、 VR コンテンツの開発においては、品質の低いコンテンツではユーザー体験の質の低下や不快感、 VR 酔いといった現象を引き起こすため、高品質なコンテンツ開発が必要不可欠であり、これにより、 デバッグの重要性が高まるとともに、その需要が拡大しております。
 デジタルハーツでは、既に一部の VR コンテンツに対しデバッグサービスの提供実績を積んで参りましたが、 VRコンテンツ向けのデバッグにおいては、 多数のユーザーテスト及び遮断された環境下における画面の奥行や重なり、動作スピード、音響等、 全ての要素における検証が必要となるため、難易度が高く、工数が増大する傾向にありま
す。
 このため、デジタルハーツでは、 今後本格的に増加が見込まれる VR コンテンツのデバッグ需要を見据え、サービス提供体制を強化することを目 的に、 検証端末の整備に加え、 VR コンテンツ向けのデバッグにおける専門知識、ノウハウの蓄積とともに、 業界内での連携を通じた最新技術の研究及び人材育成を行う VR コンテンツ専属デバッグチームを結成することといたしました。 また、これらのビジネス機会を最大化するため、 営業活動の強化及び新サービス開発にも積極的に取り組んで参ります。
 当社グループは、今後も、 これまで培ってきた独自のノウハウや強みを活かし、新たな産業の創造及び競争力の強化に努めるとともに、 高品質な製品開発を支援することで、 企業価値のさらなる向上を目指して参ります。

※ 出典: TrendForce Forecasts VR Market Value to Hit US$70 Billion in 2020 as Innovative Apps Enrich This Industry

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