任天堂,Gamescomに不参加

プラットフォームホルダーは代わりに,今後発売されるNintendo Switchのゲームを多数のドイツ国内イベントに持参予定

 任天堂は今年のGamescomに参加しない。

 マリオ制作会社のヨーロッパオフィスがGames Wirtschaftに向けた声明(VideoGamesChronicleが発見)によると,彼らは今年8月にケルンへ向かわないという。

 「Gamescomは任天堂のイベントカレンダーの中で重要なイベントです」と,任天堂ヨーロッパは同サイトに語った。
 「しかし,今年は慎重に検討した結果,ケルンへの不参加を決めました」

 同社によると,消費者は代わりにNintendo Switchの新作ゲームを多数のドイツ国内イベントで手に入れることができる。

 SWR Summer Festival,Stuttgart Children and Youth Festival,フランクフルトのMain Matsuri Japan Festival,デュッセルドルフのDoKomi,マンハイムのAnimagiCなどのイベントが決定している。

 「多くの地域イベントで,またファンの皆様にお会いできることを楽しみにしています」と声明は結ばれた。

 今年,パンデミックの影響で2019年以降初めてケルンに戻ってきたGamescomは,参加できない人々のためにオンラインでも活動するハイブリッドイベントとして開催される。

 開催期間は8月24日から28日までで,気候にやさしいゲームコンベンションであることに取り組んでいる。私たちは3月に共同主催者のFelix Falk氏に今年の計画をうかがった

 任天堂が比較的静観している一方,先週のPlayStationによるState of Playをはじめに,今週の日曜日にはXboxとBethesdaのプレゼンテーションが行われるなど,E3の空白を埋める夏のゲームショーケースの波が押し寄せてきている。

 しかし,本稿執筆時点ではNintendo Directがこれらの他のイベントや,近い将来のイベントで開催されるという情報はない。

 もちろん,私たちが話を聞いたアナリストや編集者はNot-E3での予測に任天堂を含めることを止めていない。

※本記事はGamesIndustry.bizとのライセンス契約のもとで翻訳されています(元記事はこちら