DDM:第1四半期のゲームへの投資は35億ドルに到達

また,当四半期のM&A取引は前年同期比276%増

 Digital Development Management(DDM)は本日(2022年5月17日)新しいレポートの中で,2022年第1四半期のビデオゲームへの投資が35億ドルに達したと発表した。

 この数字は243件の取引の総量で,前年同期比10.3%の減少を示している。

 ブロックチェーンゲームへの投資は17億ドルで,2022年第1四半期投資額の48%を占めた。

 一方,M&A取引の総額は80億ドルに達し,第1四半期は前年同期比276.2%の成長が見られた。

 DDMは続けて,このM&Aの増加は84件の取引に渡って起こり,半数以上がゲームデベロッパとパブリッシャの買収を含んでいると述べた。

 また,この四半期に成立したゲーム関連のM&Aには,10億ドル以上の取引が数件あったことも報告されている。

 例えば,サウジアラビアの公的投資基金はNexonの少数株主となり,GN Groupはゲーム周辺機器メーカーのSteelSeriesを12億ドルで買収した。
 
 さらに,DDMは第1四半期に発表されたいくつかの注目すべき買収案件が,まだ終了していないためレポートに含まれていないと述べた。
 MicrosoftによるActivision Blizzardの買収,SonyによるBungieの買収,Take-TwoによるZyngaの買収などだ。

 これらの案件は確定次第,今後のレポートに含まれるという。

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