ロシアのウクライナ侵攻を受け,各スタジオが支援を呼びかけ

GSC Game WorldとYevhen8が寄付を呼びかけ,11 bit studiosが収益金の寄付を約束

 ウクライナがロシア軍から攻撃を受けていることを受け,開発者は業界とプレイヤーに支援を呼びかけている

 BBCによれば,本稿執筆時点で57人のウクライナ人が死亡,169人が負傷しているという。

 FrogwaresVostok GamesSengi Gamesなど,ウクライナに拠点を置くゲーム会社の多くは,ロシアの行動に関してソーシャルメディアを通じて声明を発表しており,中にはより積極的な支援を呼びかける会社もある。

 ポーランドのデベロッパ11 Bit Studiosは,高い評価を得ている反戦ゲーム「This War of Mine」のDLCを含む全ストア,全プラットフォームでの販売による利益を,今後1週間,特別基金に寄付すると発表した。

 7日後,この基金はウクライナ赤十字に寄付され,同国の戦争被害者の支援に充てられる。

 「私たちはロシアのウクライナ侵攻に反対しています。意味のある行動がなければ,言葉だけでは空しいです」

 さらにこう続けている。「このメッセージは,戦争がどのように人々を殺し,生活や家を荒廃させるのか,この方法について知っているすべてのものと共鳴させましょう。私たち――プレイヤーと開発者が一緒になって――ウクライナの戦争被害者を支援するためにできる限りのことをします」

 また,CD Projektが所有するPCデジタルマーケットプレイスGOG.comは,「This War of Mine」とそのDLCの販売による利益すべてをウクライナ赤十字社に寄付するという。

 18世紀のウクライナを舞台にした都市建設ゲーム「Ostriv」を開発したインディーズスタジオのYevhen8は,戦争の犠牲者やウクライナの人々が直面するその他の問題を支援している29の慈善団体をリストしたRedditフォーラムへのリンクを掲載した。

 同社はそのツイートで,次のように述べている。「私たちの自由を守る手助けをしたいのなら,これが検討すべきリストです」

 一方,「S.T.A.L.K.E.R.」の開発元であるGSC Game Worldは,ウクライナ国立銀行が同国の軍隊のために開設した特別な募金口座への寄付を呼びかけている。

 同スタジオは声明の中で,次のように述べた。「将来は未知数ですが,私たちは軍隊と国のことを確信しています。私たちはすべての人にお願いします。脇目も振らず,困っている人を助けてください」

 さらに,「痛み,死,戦争,恐怖,非人間的な残酷さを通して,ウクライナは耐え忍ぶでしょう。いつもそうであるように」と続けている。

 また,業界関係者は,医療品,軍用リソース,戦争の影響を受けた子供たちや紛争を報道するジャーナリストへの支援を希望する人たちのために,寄付のリンクを提供するウェブサイトへのリンクを共有している。

※本記事はGamesIndustry.bizとのライセンス契約のもとで翻訳されています(元記事はこちら