Epic,QAのテンポラリー社員をフルタイム社員として雇用

数百人の契約社員に福利厚生のある社員としての雇用を与える

 Epic Gamesは,米国に拠点を置く契約社員に正社員としての雇用と福利厚生を提供する予定であると報じられている。

 The Vergeが見た内部メモによると,「フォートナイト」メーカーは主にQAテスターを含む「数百人」の契約スタッフにこの機会を開放しており,その他にも公表されていない「適格」な役割もあるとのこと。

 メモには,「それらのオファーの多くは2022年4月4日から有効になる」と書かれていたそうだが,「"労働者とEpicの両方にとって,臨時労働者の地位を維持することが理にかなっているいくつかの例外がある」というこも記されていたという。

 Epicの広報担当であるElka Looks氏は,The Vergeにスタジオが数百人の契約社員を雇用することを認め,そのほとんどがQAテスターになるということを認めた。また,すべてのスタッフがEpicの米国従業員福利厚生制度の対象となることも確認された。

 QAスタッフの条件を改善するための努力は,ここ最近,業界全体に広がっている。12月には,Activisionの子会社であるRaven SoftwareのQAチームの3分の1が,「スタジオ再編」の一環として解雇されたと報じられた。

 このレイオフに抗議して組織的なウォークアウトが行われ,その後2か月弱続いたストライキは,同社のQAスタッフの78%が組合結成に投票した結果,中止となった。

 1月になり,RavenはQAスタッフをスタジオ内の様々なチームに組み込むことを発表している。

※本記事はGamesIndustry.bizとのライセンス契約のもとで翻訳されています(元記事はこちら