Horizonの発売に合わせて数十万本の植樹を実施

アメリカ,イギリス,フランス,ドイツ,カナダ,ニュージーランドのプロジェクトをサポート

 PlayStationは,「Horizon: Forbidden West」の発売計画の一環として,世界各地に「アーロイの森」を建設すると発表した。

 アーロイは,PS5とPS4で復活する「Horizon」シリーズの主人公だ。「アーロイの森」の取り組みは,ゲームのテーマを反映したものであるとソニーは述べている。このローンチプランは,プレイヤーがトロフィーやタスクをクリアすることで,その見返りとしてPlayStationが植樹を行い,自然の生息地の創造と復元を支援することが目的だ。

 この取り組みは,アメリカ,イギリス,フランス,ドイツ,カナダ,ニュージーランドのプロジェクトと連携しており,国連が支援する「Playing for the Planet Alliance」の一部である「Play4Forests」によってサポートされている。

 アメリカでは,ソニーがArbor Day財団と協力し,「Reached the Daunt」トロフィーを達成したプレイヤー1人につき1本,最大で28万8000本の植樹を行う予定だ。これにより,カリフォルニア州,フロリダ州,ウィスコンシン州の森林再生プロジェクトが完了するとのこと。

 イギリスでは,Eden Projectとのパートナーシップにより,来月,ランカシャーに12エーカーの野草生息地が作られる。

 ニュージーランドでは、ストリートアーティストのFlox氏がオークランド全域でHorizonのアートワークを制作し、ソニーはこのアートワークがソーシャルでシェアされるごとに木を1本植える予定で,1000本の植樹を目指すという。

 フランスでは,アメリカと同様,ソニーはMyTreeと提携し,プレイヤー(オプトインした人)が「Reached the Daunt」トロフィーを5つ達成するごとに1本の木を植える。これにより,最大で1万本の木を植えられる。

 カナダでは,WWFと共同で,ブリティッシュ・コロンビア州の海岸にある海草を再生する活動を行う。ソニーは,ゲームの販売本数1本につき1カナダドル,最大10万ドルを寄付する。

 また,ドイツでは,SWD(Schutzgemeinschaft Deutscher Wald)と協力し,Twitterで#AloysWaldを介してトロフィーを1つシェアするごとに,最大5000本の木を植樹する活動を行っている。植樹はバイエルン州の研究林の一部として行われる。

 ソニーは現在,2050年までに製品および事業活動のライフサイクルを通じて環境負荷をゼロにすることを公約している。Sony Interactive Entertainmentによると,Gold Standardからカーボンオフセットを購入しており,これはPlayStationで1000万時間使用した場合の排出量に相当するという。

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